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2009.04.03

情報発信は膨大な調査の裏づけが必要

  最近自宅の郵便ポストに投函されていた新聞様式のチラシを読みました。読んで思うのはその「情報」の真偽でしょう。一体どこまで信用できるのか?ちゃんと情報の裏づけをとっているのだろうか?と思えるような記述が多いのが気になりました。多くは「噂」とあり、噂を不特定多数に伝達する行為は慎重でなければならないとは思います。

 昔オンブズマン活動をされている知人に話を聞きました。「よく内部告発と称して告発の手紙や電話がある。匿名を条件に情報を提供してくる人がいる。でもその場合は必ず本人に会い、面談し根掘り葉掘り事情を聞く。周辺の情報もすべて調査し、情報に誤りがないことを再確認して初めて動き出す。」

「昔、永田ニセメール事件があったろう。相手の素性や情報の裏づけ調査もせずに、いきなり国会で追及するなんぞ愚かな行為。少なくとも自分らには無縁な話。困るのが、自分の立場を明らかにせず、告発だけをしてくれといってくる人。オンブズマン活動は告発屋ではない。履き違えた人が多いのにも困ったものだ。」とのこと。

 確かに住民監査請求や訴訟など弁護士などの専門家に頼らず自力でしようと思えば、調査能力、情報収集能力がなければ出来ません。以前に少しだけ個人情報開示請求や異議申し立てをしたことがあります(ぷらっとこうち問題で県職員の連中があまりに不合理な理由で弾圧してきたことがあり、自分を守るために動きました)が、僅かそれをするだけでも大変でした。

 伝達できる情報は「氷山の1角」膨大な調査した情報量があってこその情報発信であると思います。

 その点マスコミはプロであるし、情報の入手や収集には手間隙とコストをかけやっています。ですのでマスコミは紙面や放映時間の制約もあるし、倫理規定もあるので報道には慎重です。報道されない情報のほうが、報道される情報よりも重みがある場合もあると思います。

 私の個人ブログもメディアの1種です。原則自分で調査し、検証していないことは表現しないことにしています。匿名掲示板への書き込みも同じメディアです。情報発信には発信者が責任を持たないといけないと思います。
Hpsakusei1
 市民番組制作時代では膨大な関連情報を収集していました。ダンボール箱に3箱あります。

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