海賊対処法案ー中谷元議員はまともな対応
4月24日の日本経済新聞2面に、コラム記事「法をつくる人々」という連載記事があります。海賊対策法案の項目で、見出しは「元制服とリベラルと」で自民党代議士中谷元さん(高知2区)が取り上げられていました。
中谷元さんは「自衛隊派遣での国会の事前承認は認めてよいのでは」と大島国会対策委員長(自民党)に持ちかけていました。特別委員会の筆頭理事の言葉に大島は驚き「絶対に駄目だ」。中谷は民主党理事にも水面下で打診していたが闇に消えた。
「政界入り後も、武器を扱う現場を見たからこそ、勇ましいだけの安全保障論議には距離を置く。中谷に仕えた帽省幹部は、「国会は話し合って法案を作る場、との理想や、やさしさを持つ。政治家としてのずるさ、老練さに欠ける。」と評する」とと記事にありました。
国会決議で派遣中止、海賊対処法案で自民が修正提案 (日経ネット)
危機になればより冷静な対応と、ひろく周りをみる視点が必要。狭小な強硬主義は勇ましく感情的な支持が得られる場合が多いが、歴史の教訓ではろくな結果は得られない。
中谷元さんの冷静な対応、国会を無視しなかった対応は評価できます。こうした問題は自民党も採決をせずに、全会一致で決議を目指すべきであると思います。
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