色褪せた労働者の祭典
5月1日は労働者の祭典、メーデーです。
かつては参加することが命がけの時代もあり、社会運動や平和運動を担ってきた労働組合運動の象徴の集会でした。いつの頃か、「労働者の祭典」と言われ、お祭りムードが全面に出た集会に成り下がりました。
連合など大企業や自治体など官公庁の職員で組織された「正社員・特権組合クラブ」化し、同じ労働者でも中小零細企業や臨時・派遣労働者との連携は殆どありませんでした。特に格差社会をつくった元凶である「労働者派遣法」に対する敗退運動も聞こえてきませんでした。
5月1日の意味を忘れ、4月29日に中央集会をやるようでは「堕落している」と言われてもしかたがありません。
特権・大企業・官公庁・正規社員労働組合の寄り合いには全然興味もないし、社会の改革勢力でもなんでもありませんね。
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