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2009.05.14

二次・三次情報だけに頼らないように

  時折閲覧する他人様のブログや掲示板。その多くというか大多数は、マスメディアの報道された内容の2次・3次情報が多いようですね。自分のブログなんかもそうですので、他人様のことをあれこれは言えないですね。

 その酷い例が小泉時代の2004年から5年にかての「自己責任論」と「非国民論」。まさしく国家権力の尻馬に乗って誹謗中傷した連中が数多くいました。イラクで子供の救済活動を真摯にしていた人たちも武装勢力に拘束された被害者なのに、帰国するや「心無い」人たちにネットで誹謗中傷されました。心に大きな傷を負いました。

 社会性のない狭い了見の書き込みが多いように当時思いました。何故かといいますと、彼らの情報の多くは、国家権力にコントロールされた大手商業マスメディアにあり、その情報を何の検証もせず「無条件」に信用し、国家権力の尻馬に乗って誹謗中傷したどうしようもない人たちでありました。

 権力側もそうした「情報を検証しない」連中を利用するのは明白。ネット上で数々のデマゴギーが流布されました。ですので多くの情報はあてになりません。

 マスコミは国家にコントロールされているし、記者クラブで「談合」しているし。「野良犬」メディアの週刊誌は面白いが「間違い」(週刊新潮等)も多いし。選別がとても難しい。

 個人メディアはまさに「玉石混合」です。「受け入り記事や」「コメント」は殆ど論評に値しませんね。

 結論は自分で」出来る限り情報を集めることですね。どうしてもネット上になりますがその場合でも、ブログなどでも自分の言葉で独自の見解を持っているブログを読むことでしょう。」立場が違っていても参考になります。

 できるだけ実物を見ることです。私はミーハーですので、政治家が高知へ来るということになれば、たいてい見学に行きます。そしたらある程度「本質」が見えますね。

 そして「異質の意見」を持つ友人・知人の存在は大きいです。自分の世界と異なる場所にいる人の存在は貴重。人は自分の話は他人に聞いてもらいたいが、他人の話は聞きたくないという「身勝手」なものです。それだけに我慢して上手に他人の話を聞くことが出来れば、自分の世界は格段に広がります。

 かの坂本龍馬は学問が出来た人間ではなかったが、他人の話を良く聞く能力があったんでしょう。つまり他人の経験や知識を聞くことで自分なりに吸収する「特殊能力」があったのです。ヒアリング能力が大事であるというこtですね。

 わたしも「どこでもコミュニティ」という番組で他人の話を聞くことで広い世界があることを知りました。リストは尽きることはありませんでしたから、また機会があればやってみたいですね。今度は報酬をもらって。それくらいの価値はあるとは思いますし。

 

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