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2009.05.14

鴻池祥肇氏には公私混同の説明責任がある

  鴻池祥肇氏は官房副長官を辞職しましたが、国会議員のみに許される特典(議員会館・交通費無料)を私的に活用した行為はどうなるのでしょうか?麻生首相は「個人の問題」といわれていますが、金額は大きくはないとは言え公私混同した人物を内閣の要にした任命責任は逃れられない。

 社説:鴻池副長官辞任 こんな官邸で大丈夫か(毎日新聞)

 国中が新型インフルエンザ対策で大騒ぎしている間に、公費を流用してちゃっかりくだんの女性とゴルフ旅行に行く神経が理解できない。以前守屋元防衛事務次官が北朝鮮のミサイルが飛来した時も、業者の接待ゴルフをしていた以来の「売国奴」的な行為ではないだろうか。

 麻生内閣ではまともな「危機管理」ができないことを露呈しました。国際会議でお酒で醜態を全世界に晒し、国益を大いに損なった中川昭一前財務大臣。安倍内閣同様に「お友達内閣」の弱点をさらけ出しました。

 鴻池祥肇氏には公私混同の説明責任があるのです。官房副長官を辞職し、入院したから関係ないではすまされません。マスコミもあれほど野党の小沢一郎氏を執拗に追求しながら、この問題に「腰が引けて」いるように思います。またしても国家権力に対してはあくまで「卑屈な」談合マスコミの姿を国民は忘れることはないでしょう。

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