ユニバーサルデザインとは?
最近図書館で借りてきまして「トコトンやさしいユニバーサルデザインの本」(日刊工業新聞社 2007年)を読みました。
よく使われる言葉ではありますが、今ひとつ良く理解していませんでした。わたしは「バリヤフリー」と同義語であると思っていましたが、定義が異なるようです。
バリヤフリーは、「障害のある人を前提に障害を排除してあげること」という考え方です。
これに対してユニバーサルデザインは,使える人をより増やしていこうという考えに立っています。障害者をはじめとするさまざまな人々にも便利で、外国籍の人、お年寄り、子供にも使いやすくということがユニバーサルデザインの趣旨です。(P32)
車椅子利用者のためのトイレであれば、車椅子の人専用になりますが、それ以外の障害の」人たちは使用できません。あらゆる人に使用できるデザインでの設計がユニバーサルデザインであるということです。
わたしは強度の近視です。メガネをかけないと物がはっきり見えません。パソコンも打てないし、車の運転も仕事も出来ません。」大好きなヨットも出来ません。メガネという道具で社会生活が送れます。
同じようにいろんな環境や境遇の人たちが使える道具や施設づくりがこれからの社会では、ますます必要です。
参考記事 ユニバーサル・デザインについての紹介
| 固定リンク
コメント