カラオケにないザレ歌
軍歌は「メジャー」でありちゃんとカラオケの曲で提供されています。しかし青年時代に大声を張り上げ、また緊張感で歌った歌の数々はカラオケにありません。
インターナショナルやワルシャワ労働歌などは、ネットを探せばどこかに音源はあるとは思います。それらは比較的メジャーな歌ですし。
「同士を固く結べ」なんていうのは完全にマイナー。もともとは共産党で歌われていましたが、」今は全然歌われていないようです。
同士を固く結べ
生死を共にせん
いかなる迫害にも
あくまで屈せず
われらは若き兵士
プロレタリアの
「ブントの歌」なんていうザレ歌もあったようです。歌詞は正確ではありません。
僕の好きなブントは毎日一度
ゲバルトしなきゃ やりきれない
赤坂見附を 国会議事堂
青山通りを 防衛庁
それが
ブントの夢なのさ
ブント ブント ブント
ブント ブント ブント
たそがれのブント
毛沢東主義者時代の歌もありました
われわれの同士は 困難を恐れず
世界に目を向け 革命に目を向けて
われわれの 伊吹を 奮い起こす
海原行くには 舵取りに頼る
毛沢東思想は 沈まぬ太陽だ
魚は水を離れない
人民共産党は 離れない
毛沢東思想は 沈まぬ太陽だ
なんかの歌の断片だけ覚えています・・
第7艇団(?)の行くところ
ファシストは滅ぶ
これらの「ザレ歌」はなんかの機会には思い出しますが、当然歌われることも無く、容量の小さな脳みそを「スパム」として占領しているようです。それらのザレ歌の社会運動体がこの世から消滅してしまいましたので、いわば断片的な記録として口承されたと考えましょう。
でも民俗学的には価値がありそうもないし、歴史考証にも該当しないでしょうし。かといってその時代を「思い出す」手がかりとして、個人史のなかで記憶するにとどめる存在ではありますね。
どうでもいいことですが、記憶にあります。勉強もせんと覚えたザレ歌です。これも「歴史」と思いましょう。
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コメント
当時の事情に詳しいnebecomサンからお便りをいただきました。「第7旅団の歌」の歌詞をご教授いただきました。
けんちゃん
別のところに書き込んでいましたが、届いていなかったようなので再送信します。
けんちゃん、ブログ拝見
「昔の歌」を披瀝されておられましたね。
書きかけの歌、たぶん
「第七旅団の歌」と拝察いたします。
いにしえのかすかな記憶たどれば、
かの歌おおむね、下記のごとし。
記
おいらの生れはここではないが
おいらの胸はともにたかなる
頭の上にはおなじ旗が
容赦なくまたつねに容赦求めず
おいらは闘うために来たのさ
第七旅団のゆくところ
ファシストは滅ぶ(滅ぶ~リフレーン~)
第七旅団のゆくところ
ファシストは滅ぶ
(2番もあり。インターナショナリズム鼓舞し、前進せよ…といった内容だが忘れました)
(注)さらにかすかな思い出をたどれば、この歌、青きヘルメットかぶりし若者たち好んで歌い、赤や白の若者たち歌いし記憶なし。
スペインの内乱(1936~39)のころの歌か?
投稿: けんちゃん | 2009.05.19 13:14