市民のレベル以上の市長・議員は出ない
高知市の財政危機は相当なもの。市長からタブーなはずの「市民負担の増加」「増税」が言われるようになり、「みそぎ」として高知市各地域で市長以下幹部職員が出席した地域説明会が5月から7月末にかけて開催されます。
日程については以下のPDFファイルを参考に
「setumeikainittei1.pdf」をダウンロード
(巨大な赤字垂れ流し施設である高知市文化プラザ「かるぽーと」文化施設としても使い勝手が悪い。税金の無駄遣いの典型的な事例の1つ。
なぜここまで高知市の財政は破綻寸前までになってしまったのか?いくつか原因は思いつきますね。
1)過大な公共投資。2002年高知国体前の大型箱物。
2)土地が下落しておる最中での3箇所での土地区画整理事業の展開。
3)特定市議の地域への過剰と思われる公共投資。
4)借金返済計画の大幅な見込み違い。(国側の三位一体改革による補助金交付額の大幅削減)
5)不況と県外商業資本の進出による税収の減少。
など他にもぬかっている事項も多いだろうが、想定される。
また当時の高知市長も高知市議会も、私利私欲ではなく、なんらかの形の「市民の要望により」踏み込んだと思われます。結局そのリーダーたちを選んだ市民にも責任があります。
ですので教訓にあるように「市民のレベル以上の市長・議員に出ない」のです。
こちらはその「かるポート」の隣にある「はりまや橋観光バスターミナル」。16億円で建設されました。5月の連休中もほとんど利用されていない。この費用があれば下知図書館の耐震化への建設は可能でした。
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