鳩山邦夫氏はどこへ行くのか?
日本郵政社長人事問題は、監督庁の総務省の鳩山邦夫総務大臣が辞任し決着しました。自らを西郷隆盛にたとえ「信念の人」を演じておられました。この「郵政」に関する騒動は観客として見ていて面白かったですね。
結局自民党内のアメリカ追随論者である小泉ー竹中ラインに巻き返され鳩山邦夫氏は閣僚の辞任に追い込まれました。しかしこれで決着がついておしまいにはならないでしょう。
鳩山邦夫氏の政治遍歴からして自民党から追随して離党するような人も現れないでしょうし。また先に離党した渡辺喜美氏らと新党作りに参加しないそうですし。よく行動原理はわかりません。
ただ今回の騒動は自民党にはマイナスになりましたね。閣内不一致をさらけ出しましたし。
また国民各位は「郵政民営化」は本当に良かったのか。悪かったのかを分析する必要があると思いました。
私個人としては田舎に住んでいますので、民営化の良さは感じません。むしろ不便になりました。それに「かんぽの宿」問題でオリックスだけが儲けるような仕組みづくりには疑念をもっています。
高知県も関係ないわけではありません。高知医療センターはPFI方式で運営されオリックスが頭にいます。期待された合理化の効果は出ず、赤字が膨らんでいます。追随事例がないようなので失敗事例なのでしょう。
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