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2009.06.07

憲法を軽視する政治家に投票してはいけない(重要)

「押し付け憲法」であろうがなんであろうが、無謀な世界大戦を引き起こし無残な敗戦国家にすれば他に選択肢はなかったはず。当時の自主憲法なるものが国民の人権を無視し、ただただ国体維持にしか気配りしないまがいものだったので、採用されなかっただけではないのでしょうか。

 よく問題になっている「憲法9条」の発案者は幣原喜重郎氏と言われており、「戦争放棄」の概念の鮮烈さはGHQ(占領軍司令部)まで驚かし、「本当にそれでいいのか?」と言わしめたとこのこです。

 その証拠は後に1950年に朝鮮戦争が勃発したときに、アメリカは日本の占領政策を転換。日本に再軍備を要請し、自衛隊をこしらえさせました。更に兵器や輸送は全部アメリカが提供するから発足したばかりの自衛隊を10万人規模で国連軍として朝鮮半島に派兵してほしいとの要請をアメリカは日本政府にしていました。

 その要請を「憲法9条」まで活用して頑として拒絶したのが当時の吉田茂首相であったとのことです。吉田氏はGHQも警戒する保守反動思想の持ち主でしたが、今後のアジア諸国との日本との交易通商による経済発展を考慮した場合には、いくらアメリカの要請でも朝鮮に日本軍を派兵することはできない。再びアジア諸国に軍事大国日本の印象を与えてはならない。との現実意的配慮が働いたのでしょう。
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 安部晋三元首相は国民生活を省みず、ひたすらこの憲法改正の策動を繰り返し、戦後日本の礎をこしらえた保守政治家の「戦後レジーム」の厚い壁の前に砕け散りました。当然でしょう。考えが浅はかだったのですから。

 解散・総選挙の時、政治家が日本国憲法をどう見ているのか。

「時代に合わない日本国憲法だから改正しないと国際化できない。」などと、軽挙妄動を言っている政治家には投票しないことです。政党は関係ありません。

 自衛隊を海外へ派兵しなくても日本の技術やノウハウでいくらでも国際貢献は出来るからです。軍事力の押し付けはアメリカのイラク戦争の破綻で「軍事力で平和は築き上げられない」ことは明白になりました。

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コメント

えんやさんコメントありがとうございます。

 国会議員でありながら憲法を平然と軽視する議員を選んではいけないと思います。

 「押し付け憲法」があの当時一番良かったし、それから60年日本は戦争に巻け困れず経済も発展しましたし。なんの欠陥もないでしょうし。

 改正する理由はありません。政治家の軽挙妄動をシビアにチェックしましょう。

投稿: けんちゃん | 2009.06.08 21:09

お邪魔させて頂いております、同感です。憲法9条があったからこそ今の日本があるんだと私は思っています。
政府の都合のいい憲法解釈の一方的な拡大解釈のなかで、今や自衛隊は海外へどうどうと海賊退治とショウして、、、行っています。私は戦争反対です、関連する如何なる装備も施設も人的組織も不要と思います。これを支持、支援、協賛するような人を国会に送ってはなりません、大賛成です。

投稿: えんや | 2009.06.08 20:38

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