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2009.06.29

戦争を知らない子供たちへの映画会

 映画好きの田辺浩三さんが企画運営される映画会の日程が決まったようです。国政選挙の時期とも重なっています。日本の今後の進路を考えた場合、戦争の悲惨さ、醜さをよく考え真摯な姿勢を持っている候補者や政党の発言に耳を傾ける上でも大変重要な映画会であると思います。場所はすべて龍馬の生まれたまち記念館です。

【場   所】 高知市立龍馬の生まれたまち記念館

【料   金】 上映協力費のカンパをお願いします。

【問 合 せ】 小夏の映画会 田辺浩三 TEL 090-9453-0950


(1回目)7月19日(日)「雲が流れる果てに」(監督家城己代治)・テーマ「特攻」
出演*鶴田浩二、木村功、岡田英次、山田五十鈴、金子信雄。

*太平洋戦争末期の昭和20年春。本土南端の特攻隊基地を舞台にさまざまな思惑を胸にした学徒航空兵の短い青春が綴られる。

① 10:00 ② 12:00 ③ 14:00 ④ 16:00 ⑤ 18:30

※17:40~は、『二人の特攻隊員』の著者である大西正祐さんの講演会を行います。

2回目以降は解説されるゲストの関係で時間が決定ではないようです。夕方の上映はあると思います。

(2回目)8月23日(日)「樺太1945年夏 氷雪の門」監督村山三男・テーマ「サハリンの悲劇」
出演*二木てるみ、藤田弓子、黒沢年男、田村高広、栗田ひろみ。

*1945年8月18日から24日で南樺太(当時は日本領)の日本人10万人がソ連兵に虐殺されました。ソ連軍は何故終戦後このような攻撃をしたのか?特に真岡町では女性たちがレイプされ3万人も亡くなりました。歴史から消えています。

(3回目)9月22日(月)「キクとイサム」監督 今井正・テーマ「混血児」
出演*北林谷栄、三國連太郎、高橋恵子、奥の山ジョージ

*占領時代の落とし子である混血児姉弟が明るく生きる様を表現。

(4回目)10月12日(月)「あかね雲」監督 篠田正浩 テーマ「脱走兵」

出演*岩下志麻、山崎努、佐藤慶、小川真由美、 原作水上勉

*昭和12年。能登の土地の女まつと逃亡中の脱走兵小杉との悲恋劇。

(5回目)11月23日(月)「山河あり」監督松山善三 テーマ「ハワイ日系2世の米兵」

出演*高峰秀子、小林桂樹、田村高広、ミッキー・カーチス、久我美子

*昭和16年真珠湾攻撃後のハワイでの日系人たちの苦労話。同じ兄弟が一方は日本兵として同じ南方で戦う。


(6回目)12月6日(日)「カルメン純情す」監督木下恵介 テーマ「警察予備隊」

出演*高峰秀子、小林トシ子、淡島千慶景、三好栄子、日守新一

*ヒット作「カルメン故郷へ帰る」の続編として木下恵介監督が会社を騙して製作。ストリッパーのリリィの天真爛漫な魂が警察予備隊を再び戦争への道と感じ、反対運動に走る喜劇映画。とても笑い転げるコメディです。

 下記画像は田辺さん自筆のチラシ。許可を得てブログに転載いたしました。クリックすると多少拡大します。
Keigakai

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