凄い北朝鮮44年ぶりにW杯出場!
「消化試合」であった、オーストラリアVS日本戦よりも、大一番のサウジアラビアVs北朝鮮戦は面白い試合でした。。午前3時に見る価値はありました。とは言ってもふがいない日本の敗戦に頭にきて試合後ビールを飲んだので寝過ごし、目覚めたのが前半40分頃。
北朝鮮はゴール前に引いて防戦一方。サウジは左右からのクロス。中央へのスルーパスとやりたい放題。しかし北朝鮮のゴールは割れずハーフタイム。けれど日本のようにいつかはやられるのではと見ていました。
後半開始早々にもサウジのペース。何度もゴールを割られそうになるが、北朝鮮の選手の集中力が切れない。試合会場のサウジのリアドは外気温38度であるとか。北朝鮮の選手はそれでも足が止まらない。懸命に踏ん張る。ゴール前に引きすぎて全員で守っている。それでクリヤーボールを全部サウジに拾われ、波状攻撃される。
たまに前線にボールを送るも、攻撃が鄭 大世(チョン・テセ)1人。これではなかなか押し上げれない。ここで北朝鮮の監督は交代で攻撃の選手を2人だし、前線を押し上げようとする。後半25分頃からその効果が出て、北朝鮮にも惜しいチャンスが2度ほどありました。勇気ある選手交代でした。このあたりの北朝鮮の監督の采配は凄いと正直思いました。守るだけでは守りきれないという判断です。
その後サウジも攻め続けるがさすがに攻め疲れが出まして、パスに精度を欠きました。これで終わりかとおもいましたが、なんとロスタイムが5分!。それでも北朝鮮の選手は動きを止めず懸命に守ります。サウジの選手が疲れてきてついにタイムアップ!北朝鮮44年ぶりに本大会へ出場を決定しました。
北朝鮮が44年ぶり本戦出場/W杯予選(日刊スポーツ)
試合態度は実にフェア。汚い反則はなしないし。お互いが献身的。決してサボらない。北朝鮮の本大会の活躍に期待したい。日本以上に良いチームであると思いますね。日本選手はあのガッツを見習うべきでしょう。
核兵器やミサイルで世界を驚かすのではなく、サッカーで世界を驚かせていただきたい。政治指導者の不手際を代表サッカー選手は乗り超えて44年ぶりの出場。たいしたものです。
これで南北朝鮮そろっての本大会出場となりました。凄いことですね。
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