政治家は国家観・世界観を明確にせよ
8月30日投票の衆議院選挙のたけなわ。日本の行く末が決まる大事な選挙であります。国会議員に挑戦する以上政治家は自分自身の国家観や世界観を持ち、広く有権者に公表すべきであると思います。
1989年の旧社会党の人たちのように「台所から国会へ」という発想は,地方議会では有効であると思いましたが、国政では無理がありました。次の選挙では殆ど落選しました。
今回の総選挙でも国家観、世界観は争点になっていません。2大政党の体たらくといえばそれまでです。それを世に問わない報道機関の問題意識も困ったものです。国会議員は選抜された地域の代表者であはありますが、同時に国の進路を決める議会の代表者でもあるからです。
小選挙区制度が導入されてから、そのあたりが非常にあいまいになり、小泉進次郎氏のような新人でありながら世襲候補者が有利である現実がありました。「地盤」「看板」「かばん」を最初から持っている世襲議員の立候補は同一選挙区では禁止すべきであると思います。
また国家観・世界観をきちんと明示しない候補者を支持しないようにしましょう。単なる人気者、世襲での立候補者、業界の代弁者を国会へ送り込んではならないと思うからです。
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