共産党原理主義では選挙には勝てない
今回の東京地議会選挙については、自民党惨敗、民主党大躍進。公明党候補者全員当選{手堅い)以外には、共産党の惨敗{13議席が8議席に)、社民党の惨敗{獲得議席0)がありますね。
特に知人の娘さんが共産党から出馬しておられた豊島選挙区に注目していました。結果は次点で最下位当選者とは5000票の差でした。
吉良佳子さんの父親は小学校の同級生。彼も県議に再挑戦中のようですね。
豊島区を見てもわかりますが、1位当選の民主党候補者が4・5万。2位の自民党が2・4万。3位の公明党が2・2万。共産党の吉良さんが1.8万。民主党の支持票の0.5万票が吉良さんところへ行っておれば、当選できたのにと思います。なんかもったいない。
「自分たちだけが正しい」と共産党はこの50年間言い続けて来ました。特に志位委員長体制になってから1度も国政選挙に勝っておりません。にもかかわらず党内から党中央への批判が出てこないのが不思議です。自民党などは今は大騒ぎしていりますね。あれが「党内民主主義」というものです。共産党にはそれすらないのだろうか?
せっかく良質な候補者がいても今の共産党の体質と選挙戦術では国政選挙では当選することは難しい。
議会選民主主義で政権を獲得するという戦略が共産党に欠如しているのが最大の原因です。せっかくの「蟹工船ブーム」も生かしきれませんでした。実にもったいないと思いますね。
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