いただけない橋本大二郎氏の欠席
今年1月から準備していたと言う高知青年会議所主催「未来の高知を語る 公開討論会」(7月22日午後7時か~高知市文化プラザかるぽーと)での衆議院高知1区立候補予定者公開討論会に橋本大二郎氏は欠席するようです。
主催者側の高知青年会議所も落胆していました。責任者に確認したところ「多忙」を理由に断られたとか。また別の人からは「討論会は準備が大変でそれにさく時間がない。余裕がないので欠席させていただきたい。」というもの。
週刊誌各誌の当落予想では橋本大二郎氏は「優勢」と伝えられてはいますが、選挙を戦っている本人からすれば楽観予想はできず「必死である」ということなんでしょう。であるとすれば討論会に出席されて市民に顔を見せていただきたいと思う。
昨年の討論会は、あらかじめ高知青年会議所側が質問を各立候補予定者に送付し(10問程度)、討論会当日はそのなかから5問程度司会者(理事長)が質問し、立候補予定者が5分間の持ち時間で回答をいただくというやりかたでした。
立候補予定者同士の壇上での論戦はなく、質問に順番に答えると言うものでした。そうしたやりかたが橋本大二郎さんには物足らないと思われたのかもしれません。
しかし高知青年会議所側からすれば、発言機会の平等など、どの立候補予定者にも機会均等にするにはそうしたやり方がベストであると考えられますね。それに2時間程度の時間的制約もあることでしょうし。
公職選挙法の問題もあるでしょうし、懸命に努力されている高知青年会議所の意向が橋本大二郎さんに理解されないことにはとても残念であると思います。
ちなみに昨年の公開討論会ですが、後日談を聞きました。
共産党の春名なおあきさんですが、高知青年会議所側の質問に答えるべく関係者が集まり「ミニ合宿」をされたとか。その成果は出ていました。支持者の前でのスピーチではなく、アウエーでのスピーチは説得力があり、「合宿」の効果が出ていました。
民主党の田村くみ子さんは、関係者を交えた「合宿」を拒否し、ご自身で質問に回答されたようでした。ご専門の介護福祉問題ではよどみなく回答されていましたが、経済問題などの質問には回答できない箇所もあるなど、準備不足を露呈していました。
自民党の福井照さんは、事務所が努力して聴衆を動員していました。それもあってか終始リラックスして軽妙なトークで政策をわかりやすく話されていました。
橋本大二郎さんは、いつもの独特の話し方で自説を展開していました。4期の県知事の経験と国政への挑戦の意義を中央と地方ということでわかりやすく述べられました。
同じ条件で5分の時間で話すだけでありましても参加者は選挙公報や政見放送より多くの立候補予定者の情報を手に入れることが出来ました。それは大変意義のあることでした。
高知青年会議所の討論会のコピーです。
「自分たちで聴いて、考えてください。未来の高知を語る 公開討論会」
(昨年のJC主催の立候補予定者討論会は大好評でした。)
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