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2009.08.07

元大統領の外国訪問は大変な事であると思います

  前回もブログに書きましたが、アメリカの元大統領は引退後も国民に尊敬されており、その証拠に警備員(シークレット・サービス)がどこへ行くときもアメリカ本国から同行します。
 ホワイトハウスは今回の北朝鮮のクリントン元大統領の北朝鮮訪問は「私的な訪問」であるとのことですが、国家元首OBであることには変わりなく、外国訪問の警備を政府側が警備費用を負担しているとことからも、1市民ではありません。

 北朝鮮もそれを承知で招聘したのであり、余命いくばくもない「病気療養中」のはずの独裁者金正日氏が会談を行うなど国賓級の歓待をしているようです。還暦を過ぎたとは言え「血の気の」多いクリントン元大統領。北朝鮮の綺麗どころの「喜び組」の美しい女性たちに竜宮城のような歓待を受けたことでしょう。

 訪問が実現するためには北朝鮮政府とアメリカ政府筋(もしくはクリントン事務所か)とのシビアで忍耐強い交渉があったはずです。そうでなければ敵性国家(悪の枢軸)の北朝鮮へすんなりいけるはずがありません。

 なぜそこにこだわるかといいますと、今から21年前の1988年に高知青年会議所も元大統領のジミー・カーター氏を高知での日本青年会議所全国大会式典に招聘したからでした。当時私は記念事業でありましたロックコンサート運営の担当でした。県民文化ホールでの講演の警備かなんかの手伝いをした程度でした。

 カーター氏の写真は1988年10月に高知市へ来た時のものです。1枚目は記念講演のもの。
Jk31988
 当時高知青年会議所の全国大会の実行委員長の奥さんと、アメリカ在住の評論家日高義樹氏の奥さんが懇意にされていた関係で、「高知へ招待しよう」という話しになったらしい。高知青年会議所の有志がジミー・カーター事務所のあるアトランタまで出掛け、直接カーター氏本人に面談し招聘が決まりました。

 そしてご夫人と2人を高知へ招聘し、春野での記念式典と県民文化ホールでの記念講演。高知青年会議所メンバーとの懇談会などをしました。鏡川での釣りもされたようです。写真は宿泊ホテルであった新阪急ホテルでの様子です。

Jc19881
 後ろに立っている屈強な外人二人は米国本土からカーター夫妻に同行した、シークレット・サービスではなかったでしょうか。
Jk21m
 当時の高知青年会議所メンバーとの記念撮影。私も後ろで頭半分写っています。昼食会だったそうですが、記憶にありません。
(写真は高知青年会議所 88KAGAMIKAWA 1988年12月刊です。そこから掲載しました。)

 高知市での日本青年会議所全国大会にアメリカの元大統領ジミー・カーター氏が来るだけでも準備は打ち合わせは県や県警などを巻き込んで大変であったと聞いています。

 宿泊ホテルの警備も大変だったようで、こちらの警備計画をなんどもシークレットサービスが意見を言ってきて、「煮え湯」を飲まされたようにも聞きました。

 友好国日本への元大統領の訪問だもなかなか関係者にとっては大変な労力でした。

 ましてアメリカにとって敵性国家の北朝鮮。しかも米国人記者の身柄も拘束されています。水面下での両国の交渉は大変であったと思います。

 それを無事に行事を行い、「病気療養中」の独裁者までが表舞台に登場させるのですから。北朝鮮の外交力は心底たいしたものであると思います。もし元大統領にもしものこと(不祥事)などがあれば、戦争もしかねない勢いがアメリカにはあるからです。

 ということは事実上アメリカと北朝鮮は国交が樹立されたようなものですね。直前に経済問題で米中会談がありましたが、どうも今回の元大統領の北朝鮮訪問とは無関係ではありません。

 「集団的自衛権」だときばっている自民党の議員の皆さん方のセンスのなさKYが日本国民として恥ずかしく思えますね。事の賛否はともかく北朝鮮外交のしたたかさを日本も少しは見習わないといけないですね。

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