2005年自民党のマニフェストを点検しよう
4年前の「郵政選挙」。自民党は「郵政民営化が実現すれば、経済も良くなり、国民生活もよくなります。」と公言し、それを2005年の衆議院選挙のとき自民党マニフェストとして掲げ選挙し大勝しました。その後の「国民生活の破壊」は言うまでもない。
「郵政民営化なくして小さな政府なし」となんでもかんでも郵政民営化にくっつけていました。景気も良くなる。国民生活も豊かになる。地方も豊かになる。高齢者も安心できる。子供たちものびのびと育つ。若者たちは希望をもって仕事に励む。
そのなかで「120の約束」があります。
気になるところを見てみます。
093. 幼児教育を国家戦略として展開
全ての子どもが力強く生きる力を幼児期から育成するために「幼児教育重視の国家戦略」を展開。保育園・幼稚園の幼児教育機能の充実を図るとともに、幼児教育の無償化を目指す。子どもの人間力向上のため児童福祉政策、教育政策、労働政策の間の連携を一層進める。
なんと「幼児教育の無償化」は4年前にもマニフェストで約束していたのです。
更に自民党の2009年のマニフェストを見てみますと民主党の「子供手当て」を批判しながら、ここでは「幼児教育の無償化」を提唱しているのです。4年前のマニフェストで国民に約束したことは履行されたのでしょうか?されなかったとすればその理由と、改善点を示すのが「政権公約・マニフェスト」ではないのでしょうか。
以下の自民党サイトに表記される事柄を読んでいておかしいなと思いました。
他の政党をあれこれ批判する前に、4年前のマニフェストの総括からするのが、政権政党自民党であると思うのですが・・。
当然今回の民主党のマニフェストも精査し、選挙が終われば「知らないよ」ではなく履行されているかどうかの点検が必要です。
やはりマッド・アマノ氏が指摘していたとうりでした。ひたすらアメリカに媚を売り、従属し、日本の国際的信用を失墜しただけでなく国民生活を破綻させようとしました。年間自殺者は3万人を割り込みませんし。
小泉純一郎は「自民党をぶっ壊した」のではなく、地方経済をぶっ壊し、医療制度をぶっこわし、高齢者福祉制度をぶっ壊し、障害者への社会保障もぶっ壊しました。得したのは輸出型大企業と株主だけ。
小泉純一郎の政治が継続されることは日本国の滅亡になりますから。
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