麻生太郎総理が高知市へ来ていました
自民党総裁であり総理である麻生太郎氏が高知市中央公園へ現れました。ヘリコプターで来たそうです。そしてヘリで一族にゆかりのある宿毛市へ飛ぶそうです。
用事を済まして、午後時2時45分頃中央公園へ。日の丸の小旗と自民党の政策集のチラシを自民党のスタッフが配布していました。暑いので直前まで日陰にいました。
{報道関係者も多数来ていました。)
午後3時前に街宣車前の場所に移動しますと知り合いのH氏に会いました。大きな会社の経営者ですが、スーツ姿で暑い中大汗を掻いていました。中央公園はステージ前は日陰もなく、下はタイル張り。暑くて待つのも大変。H氏がいて雑談をしていたので助かりました。
麻生総理が来る前の弁士が登場。自民党県議の桑名龍吾氏が司会・進行しながらのスピーチです。
「民主党への風と波が起こっています。でも私たちは福井照さんの議席を失うわけにはいけません。自民党への批判は受けます。戦後64年。敗戦後平均寿命は53歳でした。現在は86歳です。安心・安全の社会をこしらえてきたのは自民党です。」
続いて武石敏彦高知県連幹事長{県議)がスピーチ。
「多くの皆様が集まられ感謝しています。戦後の安心安全社会をもたらせたのは、自民・公明のおかげです。でも自民党には古い体質もあります。
しかし民主党のマニフェストも酷い。高速道路を無料化といいます。その場合道路関係職員2万人の雇用はどうなるのか?財源を示さず聞こえのいいことばかりを言っています。」
「福井照さんは高知県関係で382億円の補正予算を取ってきてくれました。福井さんがもしものことがあればこれが、全額なくなるかもしれません。大都会へもっていかれることでしょう。」と言われました。
公明党高知県本部委員長池脇純一氏{県議)はこういわれました。
「公明党は命がけで1区は福井照さんを支援しています。公明党は清潔な政治を目指しています。民主党は党首が2代続けて政治献金疑惑が起こりました。こうした政党に日本国を任せてよいものでしょうか。
自民党・公明党の連立政権が10年続きました。安心安全の政策が次々と実現してきました。ドクターヘリの導入。子供たちへの支援や、若者たちの雇用対策。高齢者への医療・福祉の充実など取り組み成果を挙げてきました。
皆さん1区は福井照さん。比例は公明党でよろしくお願いします。」
「4年前の選挙より100倍熱いです。小選挙区は福井照。比例は公明でお願いします。高知のために380億円の予算を取ってきました。私に勝たせてください。
10年間高知駅舎、高知駅前、やえもん、潮江、旭の区画整理事業。高知の都市整備をよくするために働いてきました。すべて公共事業です。
16年間高知県の経済状態を悪化させただけの元知事や、これから国政を勉強しますという風に乗っただけの民主党新人候補に負けるわけはいけません。
心の自由民権、人生の民権をやっと政治の場で実現できる時代になりました。そして人生前半の社会保障に着手できるようになってきたのです。いかなる人も見捨てない。自由主義から平等主義へ。
皆さん小選挙区は福井照。比例は公明でお願いします!
パフォーマンスと知名度の元知事。民主党への大変な追い風が吹いています。
公共事業が悪いのではありません。高知県には必要なんです。
どうしても勝たないといけません。他の候補者の誰が公共事業予算を獲得することができますか」と言われました。
「規制緩和政策でよい事がありました。今皆さんが盛んにこの場所でもお使いになっている携帯電話の写メール。規制緩和で技術が向上し、安くなり大きな市場ができました。
しかし行き過ぎた規制緩和が格差を生み、ワーキング・プアも生み出しました。これまでの自民党政策も反省します
子供に夢を
若者に希望を。
高齢者に生きがいを。
間違った市場経済優先主義はやめます。
わたしは昨年9月24日に自民党総裁になりました。すぐに解散総選挙と言われましたが、アメリカ発の世界同時不況に対応することを優先してきました。この1年間に普通は年に1度しかしない補正予算案提出を4回しました。
おかげで先進国トップの3.7%の経済成長を日本は達成しました。でも大企業は回復してきましたが、中小零細企業や地方経済では景気回復感がありません。
自民党総裁就任時に「日本経済は全治3年」と言いました。まだ11ヶ月しか経過していないのです。経済政策のない民主党に政権担当させていいのでしょうか。
また日本をどう守るのかも大事なことです。北朝鮮が2回もミサイルを発射したときも、6カ国協議や国連の場で北朝鮮への制裁決議をしました。
民主党は「いちゃもん」という言葉は不適切かもしれませんが、審議になかなか応じませんでした。国連中心主義でやるといいながら審議には協力しない民主党です。
ソマリヤの海賊対策もそうです。海賊と言ってもぴんと来ませんね。昔は四国にもいたそうですが海の強盗団です。ソマリア沖を日本は年間2000隻の船舶が通過しています。その海賊対処法案も民主党はまじめに審議をしませんでした。
わたしは日本の将来に楽観しています。日本の技術、現場主義は底力があります。
景気対策のない民主党には政権担当能力はありません。政権交代は即景気後退になるからです。家族と郷土と国を守るのが保守政党です。
どうか皆さん、小選挙では福井照、比例は公明でよろしくお願いします。」
集会の最後は高野光二郎県議が「がんばろうコール」をやりました。
麻生総理は街宣車から降りて参加者と握手していました。そして次の目的地である3区の選挙区である山本有二氏の応援のため宿毛市へヘリで飛び立ちました。
一時は2000人近く参集していたように思います。やはり1国の総理を見たさの見物人が多いようでした。
| 固定リンク
コメント
もんたさんコメントありがとうございました。また各候補者のビデオ画像の紹介記事もありがとうございました。
原稿棒読みの人。個性ののない人。他人事のように言われる人。さまざまでした。
大変参考になりました。ありがとうございました。
投稿: けんちゃん | 2009.08.26 10:41
ばらまき合戦のような選挙になってきました。子供手当の2.6万円/月は多すぎると思います。手当を増やせば子供が増えるといった単純なものではないでしょう。効率の悪い税金の使い方に思えます。しかし、国債残高を800兆円超えにしたのも自民党なので、民主党を財源問題で批判するのも笑ってしまいます。
e国政という下記のサイトに、各候補者のビデオ演説がありました。やはり元アナウンサーの考えの深さに感心しました。
http://www.senkyo.janjan.jp/special/2009sousenkyo/ekokusei/39.html#area1
投稿: もんた | 2009.08.25 23:04
mimiさんコメントありがとうございます。
どっちのマニフェストが得なのかつき合わして検討するのは大事ですね。
後期高齢者制度はお年寄りには過酷です。それは廃止していただきたい。悪税ですし。
投稿: けんちゃん | 2009.08.24 20:21
民主党の政策をよく見てみると不安も募る・・・マスコミは自民・民主の政策比較をちゃんとしてほしいですね。民主党の政策って実はかなり家計に響くものばかりです。
例えば、「子ども手当」。これは「配偶者控除と扶養控除の廃止」と一緒に行われるので、子どものいない家庭ではかなりの増税。子どもがいても、高校生以上の専業主婦の世帯では、やっぱり増税になるんです。
また、一見良い政策に見える「CO2の25%削減」。これも実際は、家計の負担が年間で36万円もアップしてしまいます。
あと、与党が批判された「後期高齢者制度」を民主党は「廃止」しようとしています。でもこれを廃止してしまうと日本中の75%もの世帯で保険料の負担が大幅にアップ。
マスコミは民主応援の風を作っていますが、実際のところ本当にいいものか・・・考えものです。
投稿: mimi | 2009.08.24 19:42