渡辺喜美氏が来ていました
午後1時半過ぎの高知市中央公園に渡辺喜美氏{元国務大臣・みんなの党代表)が、高知1区でと立候補している橋本大二郎氏{無所属)の応援に来ました。橋本大二郎さんは「みんなの党」に加わることは表明していません。みんなの党には盟友関係の江田けんじさんがおられますし、今後の動向には注目です。
集金業務を手際よく片付けて中央公園へ駆けつけました。結構知り合いに会いました。久々のMさん。よもやま話をしました。運動の重鎮のUさんとIさん。先輩のYさん。HさんやO君にも会いました。日陰にいる人もいますので500人程度の聴衆でしょうか。
1時半開始予定でしたが、渡辺喜美氏の到着が遅れたので橋本大二郎氏が司会のようなトークで時間調製をしていました。このあたりはプロですね。
10分遅れて集会はスタートしました。最初の弁士は松山市長の中村時広氏。
「橋本大二郎さんがどの政党の支援も受けない孤立した無所属候補であるということは、10年前に松山市長選挙に出た私と同じです。そのときは橋本大二郎さんが駆けつけてくれました。その恩返しに今日私は来ました。」
「地方行政を担当していますと良かれと思ったことがなかなかできません。たとえば時速10キロの坊ちゃん電車を走行させるにも乗務員が4人いないと国は許可しない。また地元産の愛媛みかんを学校給食に出そうとしたら、「3回水洗いしなさい。」というおかしな指導を国はしてきました。安全な愛媛の食べ物と自負しているのに。」
「なんでもかんでも規則で金縛り。
橋本大二郎さんが言われるように地方のことは地方に任せていただかないといけないと思います。」と具体例を示して説明されました。
続いて渡辺喜美氏。
「私と橋本大二郎さんは志は同じです。今の政治はバラバラ政治です。バラ撒きとやることがバラバラなんですよ。
わたしは行政改革大臣をしましたから物凄い官僚組織の抵抗の圧力がありました。橋本大二郎さんも中村時広市長も地方行政の最前線におられましたので、想いは私と同じです。」
「わたしもつい最近まで自民党でした。そして今自民党の「おくり人」になりました。自民党は官僚に依存しています。民主党は官公労に依存しています。官のゆがみを正せるのは官僚自依存や官公庁依存の政党では駄目なんですよ。」
「150年前高知のこの地で日本を洗濯するという大きな気概を持った人たちがいました。そして今官のゆがみを正せる高知の代表は橋本大二郎さんをおいていません。皆さん橋本大二郎さんをよろしくお願いします。」と激励のスピーチをされました。
「県民と最初に約束しているのでわたしは無所属で出ています。地方分権、地方主権などと言われています。わたしは地域自立型の国をつくると主張しています。
そのことを申し上げますと話が大きく感じられ、介護問題や福祉や年金、地方経済の問題などと縁遠い話ではないかと受け取られます。でもそうではありません。」
「税金を納めた場所と税金を使う場所が近い場所でなければなりません。そうすればより皆さんが納得できる重点政策が地方でできる様になります。
またそんな大きな事を1人の無所属議員でなにができると言われる方もおられます。
私は、今の自民党、今の民主党のありかたで新しい政治のありかたをこしらえられるとは思いません。皆さん4年前を思い出してください。「郵政改革」一辺倒でした。その結果はどうなりましたか?今は政権交代一辺倒です。第3の選択肢は絶対に必要です。自民党、民主党両党とも立ち行かなくなります。必ず政界再編は起きます。
わたしに議席があたえられるとすれば、坂本龍馬や吉田茂のように国のありかたを変える仕事をやらせていただきます。」と決意表明されました。
集会終了後、橋本氏と渡辺氏は参加者と握手して廻られておりました。わたしは県民文化ホール前の民主党演説会へ移動しました。
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