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2009.09.04

共産党はなぜ惨敗したのか?

Kyousanenzetukai
(3人の小選挙区での共産党候補者の勢ぞろいです。)
共産党は高知選挙区では「無謀にも」3つの選挙区すべてに候補者を出し、誰も当選できませんでした。そればかりでなく得票数を減らし、目的とする四国ブロックでの比例での当選にも遠く及びませんでした。

 個人ブログ記事「志位委員長を中央公園で目撃。」

 自民の組織型選挙と民主への大風に「飲み込まれ、埋没した」共産党でした。今後も今の政治姿勢と戦術では未来永劫に小選挙区での当選は無理です。比例での当選も難しいでしょう。

 政治的に孤立し「独自」に選挙区を勝ち上がるのは、橋本大二郎さんでも無理でしたし。ですのでどこかの政党なり候補者と連携しないと駄目でしょう。

 沖縄を見習うべきでしょう。小選挙区はすべて野党議員。比例は共産党でしたし。


下地幹郎氏(48)=国民新・前(1区)
照屋寛徳氏(64)=社民・前(2区)
玉城デニー氏(49)=民主・新(3区)
瑞慶覧長敏氏(50)=民主・新(4区)
赤嶺政賢氏(61)=共産・前(比例)

 沖縄では3年前の知事選挙、2年前の参議院選挙にて全野党共闘が成立しています。お互いの協力関係がうまく機能したから自民党の議席を奪い、共産党も議席を獲得できたのです。

 高知県では自公連合が上手く機能しましたが、野党共闘の話しすらなく、それぞれが争っていたので、自民党候補者に漁夫の利をさらわれました。

 共産党も総括し、幹部は責任を取るべきです。沖縄の事例を見習うべきです。
Siikyousantou
 高知市中央公園で演説する志位共産党委員長。この人が委員長になって国政選挙で1度も勝ったことがないようですし。幹部は自己批判しないといけない。無能な幹部は即刻辞任すべきである。

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コメント

dutuumoti さんコメントありがとうございました。

>共産党は、多くの良心的な人々の善意が集まっている政党ですから、その人々の善意にしっかりと寄り添う形で党の改革を行っていただければと思います。

 なぜ「善意の人たち」がたくさん集まっているのに国政選挙で勝てないのか?
 それは党中央幹部が無能だからです。

 今回の惨敗を自己批判し、幹部を辞めるべきです。

 沖縄県の事例を参考にし、政党間の共闘のありかたを再検討すべきです。

 それと「たしかな野党」などと「逃げを」打つのではなく、ちゃんとした「政権構想」を市民大衆に示すことです。

 それができなければ共産党は未来永劫国政では「泡沫政党」に終わるでしょう。

投稿: けんちゃん | 2009.09.06 18:10

あなたのご意見に賛同します。共産党は野党共闘をもっと重視するべきです。社会民主党や新社会党はもちろんのこと、民主党との共闘も追求するべきでしょう。これまでも地方ではそのようなケースがありました(前回の東京都武蔵野市長選挙や国立市長選挙など)が、どうも地方組織の判断で行っていたようです。今回の沖縄のケースは国政選挙なので、党中央も認めていると思います。しっかりと教訓化してくれればいいのですが。
ただ一つ懸念があるのは、民主党や社会民主党に対して共産党の独自色をどれくらい主張することが出来るのかという問題はあります。主張内容の是非も含めて検討するべきだとは思います。共産党は、多くの良心的な人々の善意が集まっている政党ですから、その人々の善意にしっかりと寄り添う形で党の改革を行っていただければと思います。これは共産党に云わなければいけない事柄でしたね(笑)。
長文失礼致しました。どうかお身体大切に。これからもブログ楽しみにしています。

投稿: dutuumoti | 2009.09.06 12:40

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