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2009.10.03

消費者トラブルで泣かないために

Gyouseis_r

 9日の午後は高知県行政書士会主催の講演会へ行きました。講師は東京都行政書士会多摩中央支部長の行政書士の吉田安之氏。講演題目は「消費者トラブルで泣かないために」です。「法の日記念講演」でした。場所は高知女子大学131番教室。40人が参加していました。

 消費者関係の法律が今年の12月に大改正されるとのことで、その解説も含めて2時間の講演会は有益でした。
Yosida01_r

「昔は消費者保護法という名称でした。最近は消費者と事業者は対等であると発想になっています。むやみに業者を規制し、消費者を行政側が規制するのではなく、「ルール」を消費者側もよく知らないと対等ではないですよ。と言うことを理解しないといけません。」

「私は東京都の小金井市で行政書士をしています。消費者トラブルの相談は年間4000件程度あります。6万件ぐらい開業以来寄せられました。行政書士は許認可屋のイメージがあるかと思われていますが、法サービスのOSS(ワン・ストップ・サービス)を担う業務であります。」

 今まで関心があるようでないような部分でした。ど近眼であるわたしでも最近は小さな契約書の文字を読むのが苦痛になり、ついつい「まいいか」になり勝ち。吉田氏は「それはいけない。契約書にはいろんな免責事項や抜け穴が文言に隠されている。読まないと対等な関係を業者とはつくれない。」といさめます。

 主に規制される商法とは、「訪問販売」「電話勧誘販売」「在宅ワーク商法」「マルチ商法」「SF商法」「キャッチセールス」「アポイントメントセールス(デート商法)「次々販売」「通信販売」「特定継続役務提供」など(吉田安之氏レジュメより)
 いろいろあるものですね。吉田安之氏は特にトラブルの多い業種があり、それを「特定継続的役務提供6業種」と言われています。
Yosida1_r

 それは「エステック 1ヶ月超、5万円超」「語学教育 2ヶ月超 5万円超」「家庭教師など 2ヶ月超 5万円超」「パソコン教室2ヵ月超 5万円超」「結婚相手紹介サービス 2ヶ月超 5万円超」の6業種が対象です。長期にわたり継続的に役務を提供し、これに対する高額の対価を約する取引です。

 マスコミの報道などもこれらの6業種のトラブルが多いのを確かに見聞しますね。

 わたしのような零細企業でうっかり購入しても事業者ともなれば、「クーリングオフ」は適用されません。ですので最低限の法律的知識は必要です。
Aratanasagi

 時代が変わるとともに詐欺も新手に出てくるものです。「裁判員制度」「地上デジタル放送」「定額給付金」「ねんきん特別便」「インフルエンザ」など世の中の関心ごとを捉え詐欺師は仕掛けて来るとも言われました。

 吉田安之氏は「クーリングオフ悪徳商法解約専門のNO1」であり、31億円の消費者被害を回復、4100人を解約成功させておられます。仕事の実績ばかりでなく小金井青年会議所の理事長や地域の消防団活動もされているとか。関心しました。

 専門的な内容でしたが参考になりました。うちも少しだけ通信販売もしていますので、勉強になりました。高知行政書士会の皆様ありがとうございました。

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