熟成する才能 腐敗する経験
若くして才能のある人は、アートな作品を次々と生み出します。私が尊敬する先輩も働きながら小説を書き、たびたび入選し、何冊も出版されていました。「書く」という行為が、アートの領域になる。それは才能でしょう。
経験が熟成し、発酵し作品をつむいでいくのでしょう。私の場合は「書く」ことは若いときから大好きですが、作品に「発酵」はしませんでした。芸術性のない雑文は大量に書けますが、アートに熟成することはありませんでした。
その境目はなんであるのか未だにわかりません。人生の終末までわからないまま終えるかもしれません。そうであったとしてもそれはそれです。
わたしの場合は経験が「腐敗」しないようにしたいものです。せっかくの情報を世のため人のためになる文章を書いてみたいと思います。
そう思うだけで実現しそうもありませんが・・・でも書くことは好きです。書いて書いて書きまくりたいと思います。
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