岡林信康コンサートへ行きました
10月25日(日曜日)は、岡林信康コンサートへ行きました。わたしと家内と家内の友人の3人。岡林信康は日本のフォーク業界の大御所の1人であることは間違いありませんが、メジャーで活動していた期間が短かったために、「カリスマ」と懐かしんでいるのはわたしら中高年世代と、団塊世代でしょう。
またこのコンサートは御畳瀬(みませ)の漁港と魚市場を中心に開催されている「ねえやん御畳瀬まつり」の一環のなかの音楽コンサートです。それで農林水産の活性化ということで高知市からも主催者に補助金が交付されているようです。それで実現したように伺いました。
チケットも高知市議会議員である岡崎邦子さんから分けていただきました。プレイガイドなどでは完売であったので手に入ってよかったです。御畳瀬地区はコンパクトな漁村風景のある町並みではありますが、道路幅が狭く、また駐車場を確保できません。それで高知県営の競馬場の駐車場に車を駐車し、シャトルバスで会場まで輸送していただきました。
(バスでその岡崎さんとご主人にもお会い会いました。)
御畳瀬といえば10年ほど前までは、漁師さんでうるめを釣り、それを天日干しされて干物として販売される人と取引があり、ポリ袋を配達に着ておりました。ご高齢のために引退されました。ですので訪問するのは久方ぶりのことです。
城下秀二さんも地元ですので、干物屋を出されていました。
漁港市場内が「ねえやん御畳瀬まつり」の会場。さすがに魚の生簀や干物を炭火で焼いたり、また土佐山の産物なども販売され、餅つきもされていました。2個も食べてしまいました。
漁協組合の屋上から集落を撮影しました。コンパクトなほのぼのした集落です。
お祭りは3時過ぎで終わり。徒歩で5分ほどしたところに会場の小学校体育館へ移動しました。着いたのが早かったんで列の最初の方へ並びました。
時間前になりますと行列は校門の外まで。見事に「団塊世代」を中心にする中高年世代ばかり。中学高校生の姿は1人としていません。
コンサートは撮影禁止なので様子を報告します。ギターとハーモニカを持って現れた岡林信康さん。実声は40年前もかわらない。2曲目は山谷ブルース。3曲目はチューリップのアップリケ。40年近く前に記憶はスライド。会場の中高年のみなさんは、みな青少年時代になったと思います。
今までの動向も話されました。
「僕は20代でデビューしてフォークの王様と言われました。それが嫌で田舎へひきこもることにしました。しばらくは楽器も触らず。村の生活になれ、常会という集落の「最高決議機関」と寄り合いにも参加しました。そしてリズムを取り戻しぼちぼちと曲をつくるようになりました。」とコミカルな曲も歌われました。
エンヤトットの曲や演歌風の歌もあり、トークも面白く満足のいくコンサートでした。
参加したおじさん、おばさんたちは若かりし頃を思い出しながら帰路につきました。
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