脱官僚主義よりも政治家は国家観・世界観を持て
民主党政権は脱官僚主義を売り物にしてきました。しかし日本郵政の社長は元大蔵省事務次官の人。おかしいと自民党と自民党シンパのマスコミがかみついている。どうでもいいことではないのか。
だいたい官僚は行政機関のプロ。行政を動かすことでサラリーをいただいている。善でも悪でもない。だいたい「脱官僚主義」を政治家が言うことは怪しいと思わなければならないと思う。
ようするに政治家の側が国民に説明できる国家観、世界観がないから行政のプロである官僚に仕切られてしまうだけの話でしょう。政治家の国家観や世界観が国民から支持されておれば、官僚は粛々と業務を全うすると思います。
高知県はいわばこの分野では先進地。「脱官僚主義」を掲げで大量得票した知事が、4期16年高知県政を担当してきました。しかし未だにその元知事の国家観、世界観がわかりません。総選挙でのスピーチでもとうとうわからずじまいでした。落選し早々と高知県から撤退してしました。
わたしの場合は「連合赤軍と新自由主義の総括」という明確な世界観があります。プロの政治家は「各論」ではなく、本家本元の国家観、世界観を語るべきです。
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