国民総幸福量という概念
インドと中国という大国に挟まれた小国ブータン。1000年以上鎖国状態が続き、貧困の象徴とまで言われた国ですが、最近その国づくりが世界で注目されています。
それは「国民総幸福量」という考え方です。
岐路に立つブータン、「国民総幸福量」政策の行方(日経ビジネス)
目標を経済指標とせず、「心のあり方」「地域との調和」「環境の保全」に置いているようです。西欧的な「とんがった」環境保全主義でもなく、仏教の輪廻転生の世界の中に身を置き、ありのまま生きるブータンの人たち。幸福度は90%といいます。
アジアの中で真っ先に「近代化の達成」で先進国になった日本。同じ仏教国でありながらこの違いはなんでしょうか?
年間3万人も自殺している日本。もう10年間もその状態。
「心の豊かさ」もまた社会には必要であると思います。
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