石川遼は天才ではないのか
父のリハビリのひとつであるゴルフの打ち放し場。今日も朝からなかなかの人が来ています。父が球を打っている間はもっぱら読書タイム。
図書館で10冊借りた本のなかに「プロゴルファー石川遼 夢をかなえる道 急がば回るな」(学研・2009年8月刊)を読みました。青少年向きの本のようでした。
幼少期からゴルフに興味を持った石川少年。子供のときは練習場探しに苦労したとか。あるとき理解ある打知放し場のオーナーの理解を得て練習をしたとか。
ご両親の教育と家庭環境がすべての面で、ゴルファーとして成長していくことにプラスになったようですね。
「みんなに好かれるゴルファーになるためには、どうすればいいと思う?それはきらわれないこと。遼は、みんなに元気いっぱいあいさつをしてるね。これは、すごくいいことだよ。でも、せっかくいいと思っているのに、一気にきらわれてしまうことがある。
それはウソをつくこと。ウソをついてスコアをごまかしたりすれば、1人のゴルファーとして、そして人間として尊敬ができなくなる。そして相手を尊重すること。ゴルフは4人や3人一組でプレーをすることが多いね。自分だけのプレーではなく、みんなといっしょにプレーをする気持ちを持つことだよ。」(P69 )
小学生の遼君にお父さんが言われた言葉だそうです。ゴルフばかりでなくスポーツ全体の心構えを説いていますね。ゴルフはプロもある面白いスポーツなんでしょう。しかし普段見聞するゴルファーの多くは、周りの人(ゴルフをしない人たち)に配慮せず自分たちのプレーの良し悪しの話題で盛り上がる身勝手な人たちが多い。だからわたしはこうした配慮のないゴルフをする人たちは大嫌いだ。
日本の男子プロも面白くなくて弱くて(世界に通用しなくて)、不況でスポンサー離れが酷かった時代がつい最近までありました。石川遼選手はまさに「救世主」になっただけでなく実力的にもいまや日本のトップゴルファーになったようですね。これは凄いことではないでしょうか。
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