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2009.10.20

タフな市民運動の構築を

Iraku2
 以前韓国からやってきて平和資料館草の家事務局長をされていた金英丸さんがこんなことを言われていました。

「韓国では市民集会のとき公安警察が市民を撮影しているのを見つけたら、場合によっては市民が公安警察を袋叩きにすることもありますね。最近はむかしほどしないようですがが。聞けば韓国市民はパワフル。
 最近は公安警察を市民が撮影し、ネットにどんどん公開している。動画などでも公開しているようです。その点日本の市民運動はおとなしいし弱いなと思う。」

「日本はネットでは右翼が幅を利かせているているらしいが韓国では逆。」

「ノムヒョンはネットで市民に押され大統領になった人であるし。。」

 ノ・ムヒョン氏は自殺されたし。今は保守系の大統領になりました。情勢は変わっているのかもしれませんが。

 それにしても時々見る韓国の社会運動や市民運動は街頭に繰り出し元気なこと。日本のひ弱な市民運動がおぞましい。他人の目線ばかり気にしているし。

 公安警察を「必要以上」に根拠なく恐れている人が多いようです。韓国市民のようにどんどん公安警察を撮影し、YOU tubeなんかに投稿すればいいのにと思います。

 メディアを権力側が独占すると統制が始まる。強権国家イランでも若者たちがツィターを使用し街頭行動を呼びかけていましたし。ミャンマーでもチベットでもウィグルでも強権に市民が果敢にパーソナル・メディアで立ち向かっているではありませんか。

 投票行動で政権が交代する日本です。今こそタフな市民運動の構築が必要です。そして強権政治にあえいでいる国々の市民に支援するべきなのです。

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