羽田の”ハブ空港化”には賛同
話題の前原国土交通大臣がまたまた衝撃発言。「羽田空港を日本のハブ空港として整備する。」。
これには関西空港を抱える大阪府知事も成田空港をかかえる千葉県知事も猛反発しているようです。メディアの論調も「トップダウンはけしからん」とかいう「そもそも論」が多い。おかしいと思う
前原大臣の「八ッ場ダム中止問題」にしても、地元で騒いでいるのは自民党関係者ではないのか。いわば「プロ市民」なのかもしれない。野良犬メディアの週刊ポストの今週号の記事を一読しましたが、マスコミ各社のもっともらしい「そもそも論」よりははるかに説得力がありますね。
参考ブログ記事 「利権まみれのダム工事なのか」
最近とんと海外旅行をしなくなったんで言っていることが正確なのかどうか今ひとつですが、とにかく高知から海外旅行にいくのは、関西空港も、成田空港も不便極まりない。関西には大阪伊丹まで飛んで陸路でいくしかない。成田は羽田まで行き、そこから連絡バスかなんかで成田へいかないといけない。海外へ行きか帰りに1泊しないと海外旅行が田舎ものはできないのです。
その点韓国の仁川空港は日本各地の地方空港路線があります。高知からですと高松空港、松山空港へ車で行き韓国仁川空港乗換えでいけば簡単に海外へフライトできますし。もっとも高松、松山は週に2回程度の便。岡山空港まで足を伸ばせば毎日運行しておりますし。
ETC搭載の車で岡山へ行けば安くいけますし、確か岡山空港駐車場料金は無料なはず。誰でもこれでは関空や成田をりようしません。当たり前です。不便ですし。
「地元の意向を無視した」と森田健作は騒いでいるが、正しくは「地元の利害を無視した」と言うべきである。なにより日本の航空行政は利用者無視もいいところですし。
次々と日本の航空会社が撤退している地方空港。最近高知空港も関空直行便がなくなりましたし。その穴埋めしているのは韓国のKOREAN AIRであります。
日本の空港行政が「地元の利害関係者」に顔を向けてきた結果の惨状ではないでしょうか。日本航空もある意味その利害関係に巻き込まれた(あるいは一蓮托生なのかもしれないが)犠牲者ではないでしょうか。
航空行政がようやく「利用者本位」になったことは喜ばしいとは思います。
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