命どう宝(ぬちどう宝)
沖縄の方言で「命こそ宝」ということらしいです。
家内は沖縄出身ですが、家族間で全く沖縄方言を使用しなかったようなので、多少聞き取りができましても話すことはできません。
「土佐弁は何を言っているかだいたいわかるが、沖縄の方言は翻訳文がないとわからない。」とのこと。
がじゅまるファミリーの中で、おばあとさんとの会話のなかで「命どう宝(ぬちどう宝)は、戦争の悲惨さと米軍基地の占拠の現実のなかでの沖縄の言葉です。
現在は普天間基地の移設問題で、マスコミの例によって「日米合意で決まったことを一部の沖縄の人たちがごねている」と皆が受け取られかねないような報道を意識的にしています。
辺野古で長期間交代で座り込みをしている人たちは「ベトナムやイラクへ行く米軍が爆弾を積み込んでいた。なにも言わなければ自分たちがイラクの人たちへの加害に加担したことになる。」という真摯な気持ち。
つくられた八ッ場ダムの住民とは全く異なります。あちらは政治の無為無策が生んだもの。沖縄は被害者でありながら、加害者にはなりたくないという真摯な気持ちからの発言であり行動です。
かじゃまるファミリーのこの4コマ漫画には心打たれます。
「きんこん・がじゃまる博」は高知市横山隆一記念漫画館にて11月30日まで展示されています。(入場料は無料)
| 固定リンク
コメント