政権交代の意味
8月の総選挙で政権交代してようやく2ヶ月が経過しました。自民党政治も「過去の遺物」となりつつあります。
外交面では沖縄に日本全土の米軍基地の75%を押し付け、「交付金をやるからいいだろう」という態度を自民党政権(とくに2000年以降の清和会系)は採り続けてきました。対米従属路線を「9.11」以降日本政府としてとり続けてきたがために、「誤ったメッセージ」を米国政府に送り続けて来ました。
7日に岡田外相がアメリカを訪問。クリントン国務長官と普天間基地問題の会談をするようです。ベリー提督以来歴史的に沖縄の軍事的な価値を日本以上に見出しているアメリカ政府を納得させることは容易ではない。
この沖縄問題を報じるマスメディアの態度で彼らの立場がわかります。「対米従属派」なのか「アジア協調型」なのか。
また無意識に「日米同盟」という言葉を使用してはばらない。軍事同盟ではないからだ。その大前提を覆い隠し、大手マスコミは対米従属路線を支持していました。その罪状はきわめて深いのです。
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