鳩山家の子ども手当をどう思うのか?
24日の鳩山首相の釈明記者会見では「毎月1500万円母親からいただいていた。」「修正申告額は6億円。すみやかに納税します。」とのこと。
ワーキング・プアの身の上からすれば全く別世界のお話。税金を収めていないのなら、きちんと収めればいいのです。税収不足ですので鳩山家がしっかり日本国のために納税していただければ国民はそれでいいのです。
夕食時にニュースでしていたから家族の会話になる。
「だいたい桁外れの金持ち。この人の家なんか貧しくて、実家から一銭の支援もなかった。」
「8人兄弟で百姓で現金収入がないからしかたがない。学校へいかしてもらうために母は早朝紙すきのアルバイトに行ってくれた。それだけでもありがたいと感じている。」
と高齢の両親の会話は昭和のはじめの子供時代にタイムスリップ。日本人の多くは「おしん」のような生活が当たり前でした。
「鳩山はみともない。イタリヤのベルルスコーニ首相とおなしや。日本の恥。さっさと辞めたらいい。」というのは若者世代の子供達。
検察は鳩山首相の献金疑惑については不起訴であると。調査では国民の70%は鳩山首相の説明では納得出来ないとのこと。でもそれは当たり前。自分のまわりの世界が違うのだから。やはり鳩山さんは「宇宙人」だったんです。
特定企業と癒着し、献金してもらって、政治的な便宜をはかる。といった従来型の政治献金疑惑とは一味異なる「疑惑」(というのか不明でありますが)でありました。
マスコミもセレブの鳩山家羨ましいという調子から、一転して「説明責任を!」とか急に「正義感ぶる」記者なども良て、「談合記者クラブ」も揺れているようです。実に滑稽であります。嘘っぽくて面白い。
そういえば昔、田舎セレブの奴と喧嘩したことがありました。そいつは大酔でやってきて、ある居酒屋で口論になり、さんざん論破しました。そしたら悔しいのか周りの彼の取り巻きに「なぜ俺をお前たちは守らんのか!何をしている。」とまるで殿様が部下の旗本を叱る口調でした。しらふの時は礼節をわきまえた人物でありましたが本性をみたことでした。
そこの母親も上流階級を気取っていて、庶民の私らとは同席しても口もきかない徹底した人でありました。でもそいつらはしょせん田舎の金持ち。鳩山家と桁が違う。どうでもいい話。
要は鳩山由紀夫氏が立場はどうであれ、日本国首相としてきちんと仕事をするか、しないのかで判断すればいいのです。しないようでしたら辞任を要求すればいいのですから。
納税すればすむ話し。ゼネコンや特定企業から献金してもらえなくても自前で政治活動できる珍しい政治家なんでしょう。戦前の政治家はそういう人が多かった。政治活動資金を私財を売って賄い、屋敷が井戸と塀だけになってしまったという政治家も多かった。
大金持ちだから特定の業界に「えこひいき」することはないでしょう。そういうこともあり鳩山氏は日本国のリーダーになりました。問われるのはリーダーとしての仕事です。
正義感ぶった「やっかみ」のある談合記者クラブの記者連中がどう出るのか見るのも楽しみです。
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