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2009.12.07

日本の歴史・民族性に誇りを持とう

Konokuninikatachishibahon
 昨年あたりから「ローマ人の物語」(塩野七生・著)や、城山三郎氏の著作、五木寛之氏の著作などを図書館で借り、読んでいました。そして今は司馬遼太郎さんの著作を読んでいます。

 敗戦を陸軍戦車部隊の将校として迎えた司馬遼太郎さんは、この戦争を生み出した日本人の精神性を徹底的に調べ、多くの歴史小説を世に送り出しました。

 その結果司馬さんは「日本の歴史はユニークで世界史的にも面白い。しかし昭和10年から20年までの間の日本は異常。最低の歴史である。」ようなことを言われていました。

 その原因を「統帥権乱用による軍参謀本部の独裁と無責任主義」に帰結しています。異常さを解析する小説を生前とうとう書かれませんでしたが、「坂の上の雲」のドラマ化や映画化に生前断固として反対していた理由はなんとなくわかるような気がします。

 要は必死で懸命に戦い辛勝した日露戦争後日本は思い上がり、検証を忘れ、一人よがりで無責任な価値観を国民だけでなく、周辺諸国にも押し付けようとし、無謀な戦争を引き起こし無残な敗戦を迎えました。

 よく最近「自虐史観」なる言葉を言われる人たちが1部にいます。司馬遼太郎さんの歴史小説を読んでいくと、いかに昭和10年から20年の日本が「異常」で「思考停止状態」で「無責任」であるのかが良くわかります。

 その反省と総括をきちんとすることが、「連合赤軍と新自由主義の総括」にもつながるのではないかと思いました。当初どうなることかと思いましたが、司馬遼太郎さんのおかけで日本の歴史と相対できるようになり感謝しています。 

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