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2009.12.12

"翔ぶが如く”1を読んで

Shibatobugagotokuhon
 「翔ぶが如く」(司馬遼太郎・著・文藝春秋)の1を読みました。図書館で2週前に借りていましたが、先週は北四国長距離巡業。今週は高知県内郡部巡業をしていました。とても疲れてしまい1冊目だけしか読むことができませんでした。

 西郷隆盛を中心に描かれています。明治の元老で山県有朋という長州出身者が明治中期以降台頭し、日本をおかしな方向に歪めてしまいました。そのあたりを司馬氏は本のなかで観察しておりました。

「日本の貴族を作って維新を逆行せしめ、天皇を皇帝(ツアーリー)のごと荘厳し、軍隊を天皇の私兵であるごとき存在にし、明治憲法を事実上破壊するに至るは、山県であった。

 山県をしてそれほどの重国家を作らしめたのは、明治2年かれがパリで実見したコンミューンの戦慄的な動きであったといえる。」(P255)

 日本陸軍’国民軍の)創始者大村益次郎は明治2年に暗殺され、大元帥の西郷隆盛は明治10年に反乱をおこして亡くなっている。内務省をこしらえ日本政府と官僚機構を整備した大久保利通も明治11年に暗殺されている。

 山県はそれら先人の偉業をすべて「相続」し、自分まりに歪めてしまったようです。昭和の日本がおかしな状態になる原因は山県にあると思いました。

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