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2010.01.23

あたご劇場で2本映画を鑑賞しました

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 (あたご劇場は初めて行きました。今日の上映会はなかなか盛況でした。)

 今日は午前11時から上映された「祇園祭」と、午後2時20分からの「日本列島」を鑑賞しました。1本目が3時間。2本目が1時間45分ありました。1日映画漬けでした。最近は「体育会系ヨットマン」になっている私には貴重な経験でした。

 まず「祇園祭」。応仁の乱以来の政治的混乱で京都は荒廃。着物や木工品を製造するまち衆を襲撃してくる土一揆の農業者の対立。遂には武力衝突に。しかし無能な武士階級の横暴にまち衆も気づく。

 「武力の対立ではなにも生まれない。30年前に中断している祇園祭を復活させる。」と言う庶民のパワーで見事に復活させたという映画でした。

 それこそ祇園祭は40年ほど前の1969年に、比叡山に「修行に」行かされていた頃に見ました。この映画を見るまで祇園祭が、それほどの庶民の思い入れがある祭りであるとは知りませんでした。

 映画が終わりますと観客から拍手が出ました。そして入れ替えで外に出ました。昼食を買出しに近くのコンビニに行きました。そして「日本列島」の上映が始まりました。

 昭和30年代前半の日本。占領は終わったとは言え、まだまだ戦後の影がある。アメリカの諜報機関の影が美枝、登場人物は次々と怪死する。キャノン機関と言う裏組織が暗躍指定たらしい。真相に迫ろうとする人間が殺害されていまいます。日本の警察も無力。犯人を追い詰めながらも最後はアメリカに逃亡される。超法規措置があるようです。

 今の日本は経済大国になりましたが、多くの政治家やマスコミには「対米従属」の奴隷根性が遺伝子として組み込まれているようです。普天間基地をめぐるアメリカよりの議論がそうです。そこには沖縄の人達への思いやりはヒトカケラもないのですから。
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 帰りは歩いて高知駅前を通過しました。初めて気がつきましたが、歌人石川啄木のお父様のゆかりの石碑がありました。

 2本の映画とも名作でした。通常は見ることのない映画の上映でありました。田辺浩三さん、関係者の皆様ありがとうござしました。

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しーたろうさんの去年のクリスマスの贈り物にキリスト教の精神と武士道についての素晴らしい言葉がありましたが、一阿がつねずね考えていた事がありますので、聞いて下さい。 [続きを読む]

受信: 2010.01.29 14:56

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