身近な歴史資源と歴史の破壊
今日は家内とまちなかウォーキングをしました。ご近所を歩いて、歴史資源を再確認し、日曜市を通過し、県立文学館へ松本清張展を見にくと言うものでした。
まず菜園場横堀公園に、NHK大河ドラマ「龍馬伝」の1回目に登場した武市半平太(土佐勤王党党首)の道場跡がありました。
本当の場所は道路を挟んで北側の敷地にありました。今は更地になっています。
続いて1回目の龍馬伝でも少しだけ登場した儒学者岡本寧甫の学堂跡。ご近所の西岡謙一さんのお世話で似顔絵や解説もされています。
龍馬伝では岡本寧甫が心臓発作を起、その後継者に岩崎弥太郎がなるつもりが、上士階級の者に横取りされてふてくされてやけ酒を飲んでいる場面がありました。
新堀川周辺は歴史の宝庫ですが、高知県庁土木部高知駅前都市整備事務所は、歴史資源を破壊し、頑固に4車線道路を建設することに心血を注いでいます。歴史にひたる散策道路をこしらえるのならまだしも、「一過性」の自動車道路を今更こしらえる必要性がどこにあるのでしょう。
高知県庁は歴史を大事にしない役所です。高知駅前に龍馬の見世物小屋をこしらえてまた税金の無駄遣いをしています。
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