小沢一郎氏は本当に悪者なのか?
野良犬メディアである週刊現代。その1月23日号は小沢一郎氏特集。
「ブチ抜き大特集「なんかおかしい!、民主党政権 民主党議員決死の告発集会
「助けて!小沢さんが怖いんです」と仰々しい見出しが。(P32-P46)
一読しても見出しほど新鮮な情報はない。だいたい「想定内」のお話。怖いぞ恐いぞと言えば、余計に小沢一郎氏の価値が上がると言うものです。
それとは別に作家村上龍氏が小沢一郎氏と対談したテレビ番組がありました。
1月4日放映のカンブリア宮殿とかいう番組でした。
まだこの番組のほうが、談合記者クラブ大手メディアの「小沢悪者断片記事や報道」や、野良犬メディアの「面白おかしいかわら版」的な記事よりもましでした。
村上龍氏はこう言いました。
「小沢一郎氏が変えようとしているのは『パラダイム(時代の規範)』だ」
「小沢氏は古くなった仕組みを今の時代にフィットさせる改革をしようとしている」
「新たなパラダイムを作りだそうという人に、古いパラダイムに基づいた文脈で質問しても 噛み合わないのは当然だ。既存のメディアは古い文脈でしか質問しない」(カンブリア宮殿)
小沢氏の目指している「国家像」「あるべきアジアと日米関係」がっもう少し明確になれば良いかと思いますが。
きちんと物事を伝えないメディアが多い中では村上龍氏の番組はましでした。
談合メディアのいうように、単に「独裁者」や「金の亡者」という人物像であれば、野党時代が15年も続き、遂には政権奪還した小沢一郎氏には迫ることができないでしょう。
国民の支持がなければ政権奪還はできないのですから。
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