パチンコ店のどこが悪いのか?
「西武跡地を考える会」が署名活動を行い、「後世に恥じぬよう県都の中心である西武跡地を行政により公共用地として取得し、全国でここしかない県民・市民・観光客がふれあう魅力ある施設を官民協力でいくべきだ」と運動しています。
私は西武跡地がパチンコ店になっても構わないと思います。なぜなら最近のパチンコ店の店舗外観は周辺環境に配慮し、店内も清潔であります。競輪・競馬のような公営ギャンブルと異なり、パチンコは純然たる民営の健全娯楽であると思います。
この不況に更地で野ざらしの土地に商業店舗を建設し、集客し、収益を上げ、地元自治体に納税いただけば大変良いことであると思います。敢えて高知へ進出する企業であれば、県庁や高知市役所より経営能力はあるからです。7月に開業する東京銀座の県庁肝入りの「アンテナ・ショップ」の惨敗は必至であるでしょう。
パチンコ店経営者に「高知らしい店舗外観にしてほしい。」「店舗の一部を高知の地産外商ショップにしてほしい。」「地元雇用者と地元企業から物品納入をお願いしたい。」と言うべきではないでしょうか。
また運動の代表は地元私鉄の経営者。「施設の一部に世界的に珍しい路面電車博物館を併設してもらえないだろうか。路面電車も施設に引込み、利用者はエコな路面電車で出入していただきたい。」というべきであると思います。
むろん実現するあてはありませんが、頭ごなしに「パチンコ店はいかん」と市民を扇動して署名活動をしたところで、得られるのは何もないからです。敢えて経済進出する経営者と署名運動の主体者との真摯な対話をのぞみたいと思います。
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