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2010.02.05

言論の自由は記者クラブとメディアミックスの排除から

 土佐弁でブログを書いているナカちゃんが、大変有意義な記事を書かれていました。

ゴッド原口のマスメディア集中排除原則

 日本のマスコミは、新聞社が母体になり、テレビ局、ラジオ局を系列化しています。全国ネットのテレビ局は全国紙の系列化、資本提携をしています。それは地方においても同様の傾向が見られます。

 高知新聞社は、高知放送のテレビ局とラジオ局を参加にし、FM高知も系列化しています。それらのメディア会社に広告を提供する高新広告センターも傘下にあるので、高知新聞系列以外の放送局やタウン誌が高知では育ちにくい傾向がありました。

 そのなかで2000年4月に開局したコミュニティ放送局の高知シティFMは高知新聞とは全く関係ないひと達の出資で誕生しています。またタウン誌の「ほっとこうち」は頑張っていると思います。

 いい加減不景気で広告収入が激減している新聞社・テレビ局にとって、原口総務大臣のメディア集中排除法案の提案はとても恐ろしいことですので、無視しています。

 でもメディアが集中しるぎることは良いことでは有りません。高知新聞の番組欄を見れば理解出来ます。そこにはごく一部の地域でしか映らない県外TV局の番組表は掲載されていますのに、高知、香南、須崎のケーブルテレビ局の番組は掲載されていません。コミュニティFM局の高知シティFMの番組表もです。

 香川の四国新聞や沖縄タイムズなど地方紙にも、地元ケーブルテレビやコミュ二ティFM局の番組表は掲載されています。地元マスメディアが集中していることで、いかに高知は「情報過疎」になっているかが理解出来ると思います。おかげでインターネットの普及も高知は他県に比べ遅れている原因にもなっているのではと推論しています。

 取材面では、世界的に珍しい「記者クラブ」という談合組織があります。記者クラブメンバーではないと首相や官公庁の記者会見に出席できません。雑誌記者やフリージャーナリスト、ブログ記者はすべて排除されているのが日本の言論界の現実です。

 民主主義の基本は「メディア集中の排除」と「記者クラブの廃止」から始めると言っても過言ではありません。

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