呆れる高知地裁の”硬直した”態度
(クリックすると画像は少しだけ拡大します。)
すべての市民(障害を持たれいる市民も含め)参加の「裁判員制度」の筈なのに、最初から高知地方裁判所の「硬直した」態度には呆れますね。
地元新聞の2010年2月11日朝刊掲載の記事「裁判員不選任理由 高知地裁文書回答を拒否 聴覚障害者協に電話伝達」との写真の記事。
「さすがは」裁判所。役所中の役所の1つ。証拠を取られないように、自分たちのミスを歴史的な記録に残さないように、聴覚障害者団体が「耳が聞こえませんので、文章で回答してください、」と文章で申し入れしているのに、「わざわざ電話で」回答し、文章では回答しない。
その理由は記事にあるように「個々の要望への回答は差し控えたい。裁判所は中立・公平な機関」であるからだそうだ。
聴覚障害者協会は、公共性のある団体であり、私も昨年自主防災会での交流事業で訪問したことがありました。
参考ブログ記事「ろうあ協会で副会長か講演」
二葉町自主防災会の「防災マップ」が、視覚的に配慮され、聴覚障害者にもわかりやすいと評価されたからです。地域の聞き取り調査も可能な限り丹念に行い、「災害弱者」の存在も自主防災会として正確に把握している事実を評価いただいたものです。
公正・中立なはずの高知地方裁判所の態度は全く理解出来ません。裁判所も「バリやフリー」の原則に立ち返るべきです。
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