津波警報発令でセーリングは中止に
今朝は雨上がりで天候が不安でしたが、夜須へ行くにつれ上天気に。
南国市の農村地区。はやくも田んぼに水を引き込み、田植えの準備をしています。金曜・土曜の雨で水不足は解消しましたから。午前8時半に夜須へ着きました。ハーバー事務所で確認しましたが、まだ津波警報は出ていないというので、強風用にぎ装を始めました。風は強かったです。
高知大学ヨット部の皆さんも来られ、ぎ装を始めました。
ぎ装がだいたい終わって、着替をしようかなと思ったとき、香南市の防災行政無線で「津波警報が発令されました。海岸や河口から退避して下さい。」とのこと。午前9時33分でした。ただちにヨットのぎ装を解除しました。津波警報が出れば、これは海の遊びは中止です。そして安全に撤去しないといけません。
ぎ装を解除し、カバーを被せました。ところどころカバーが破れているので、テープで補修しました。
高知大学ヨット部もヨットを艇庫の前へ移動させ、点検をしています。海へ出ないときは、装備の点検は大事です。
待機していますとYASU海の駅クラブの丸岡克典理事長が来られました。県港湾部の人達も来られました。
防潮堤防の出入口を材木で津波対策のために塞ごうということで、ヨット関係者が協力しあってふさぎました。
防潮用の木材ですが、シロアリに食われてぼろぼろのものもありました。海辺ですのでしろありはごろごろおるのです。
ハーバー沿いの道路は防潮扉を県土木部が来られ、後で閉めるそうです。
ラジオではしきりに「津波は最大2メートルになり可能性が。検潮所の水位より数倍の高さで津波は来る可能性があります。浜辺や河口に近寄らず、高台へ避難して下さい。繰り返し言われています。
この日本全国の津波警報。1993年の北海道での地震で、奥尻島に大津波が襲来して以来です。いやはや怖いことです。海へ出る前に警報が出たので良かったです。たいてい解除されるので楽観してましたが、遠い南米チリの影響は凄いものと思いました。
とにかく被害はなかったと言うことで、何よりでした。
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