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2010.02.18

オバマ大統領の環境政策は偽物だ!!

  最近なにかと保守派との政治的な妥協が続いているオバマ米国大統領。今回はスリーマイル島事故以来、アメリカでは30年間凍結されていた原子力発電所の新規工事を政府が資金支援すると発表しました。

 米政府、原発に融資保証―30年ぶりの建設へ(ウォール・ストリート・ジャーナル)

  米大統領が原発向け融資保証発表、温暖化対策として原発必要性訴え(ロイター)

 原子力発電所建設には巨額な資金がかかります。大きな利権があります。また核廃棄物、とくに高レベル放射性廃棄物の処分方法は確定していない段階で、踏み込むことは、オバマ大統領の主張する「グリーン革命」と矛盾するのではないか。大いに疑問です。

 原子力発電は「発電時に2酸化炭素を出さない」だけであり、建設時には多額のエネルギーを費やしますし、核廃棄物廃棄のコストは莫大。当然寿命があり、50年経過すると原子力発電所は解体・廃棄しないといけない。その場合は、処理方法には莫大なコストとエネルギーがかります。

 どちらにしてもオバマ大統領の環境政策は「偽物」であることが確定しました。
Genpatuziko


 原子力発電と事故。事故やデータを隠匿する体質が原子力発電の関係者には多い。情報公開がなければ原子力発電は稼働してはならないと思う。

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