やはり消滅していた”セブンシティ”
最近福利厚生関係の案内書類が相次いで来ていました。1つはクンペル高知(財団法人高知勤労者福祉サービスセンター)というところ。場所は高知市丸池の旧高知市の公民館にあるようです。在職中の自己啓発と余暇活動の充実のためにということで、中小零細企業の勤労者のために会員になれば「余暇活動にかかる経費の一部を補助します」というもの。
もう1つはサンピア高知と言う施設が、サンピアセリーズと名前を変え、経営者が地元ゼネコンの轟組が主体でするらしい。プールとレストラン、パーティ会場、宿泊施設、ゴルフ打ち放し場が併設されています。施設も従業員も新しい経営者が引き継ぐようです。こちらも中小零細企業の福利厚生施設のようでした。
その案内状を眺めていていましたら、家内が「そう言えば東京時代にセブンシティという施設が西新宿にあり、地下のジムでトレーニングをして、温水プールへよく一緒に行ったことがあったね。」と懐かしい話しをしました。
正式な名称は忘れましたが、あれも厚生年金関係の施設。当時勤務していた会社の健保組合が加盟していました。社宅や寮は千葉県習志野にあり、東京の職場は八重洲と深川にありました。ほとんどの社員は方角が反対なのでせっかくのジム施設なのに利用していませんでした。
わたしは独身時代は神奈川の武蔵小杉、結婚してからは三鷹市に住んでいたので、帰り道にットレーニングできる幸運がありました。休日にも便利に利用出来ました。
家内も義弟も沖縄出身でしたが、泳げなかったので、このセブンシティのプールで教えました。結果2人とも泳げるようになりました。とても助かりました。それでどうなったのか検索してみました。
Googleにて 「セブンシティ」を検索
調べてみると、例の「年金問題」が表面化した頃に、2004年9月に閉鎖されたようです。
久しぶりに若い頃、新婚時代での東京での生活を思い出しました。
しかし今思いますのは、あいつぐ厚生年金関連施設の破綻です。あほな経営者が変な投資に走り破綻させたのでしょう。しかし社会的には健康を維持するための施設は必要です。大きな意味での社会保障でしょう。身近なところで健康維持の他めのトレーニングができれば、結果病気の予防、介護予防になり、結果社会保障費用の低下につながります。健全な社会の維持管理には必要でした。
腹がたつのは本来生命保険会社などもすべきでした。先日40年近く入っていた生命保険を解約しました。一時は「配当金」があり小遣いがありました。一度も利用しなかった健康でしたから、スポーツジムの費用を負担してくれるとか、また生命保険会社がそうした施設を経営するとかすれば良かったのに。
結局集めたカネをアメリカのハゲタカ・金融資本に吸い取られ、挙句の果てに大損したのです。なんと馬鹿げたことでありましょう。本来の目的を逸脱した経営者の無能さにはいまさらながら腹立たしい。
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