カラオケにない青春時代の歌
戦前と戦中の高齢者の皆様(80歳以上)は、軍歌がカラオケにあります。万が一歌詞を忘れられても、カラオケBOXでは字幕が親切に画面に出てきます。
でも私の高校反戦会議世代(1969年が高校生)は、カラオケに、自分たちが当時「命をかけた青春時代の歌」がありません。その歌とは以下です。
インターナショナル(フランスのシャンソン)
ワルシャワ労働歌(新左翼各派の定番の歌)
同志を固く結べ(戦前日本共産党の歌)
1.同志よ固く結べ 生死を共にせん
いかなる迫害にも あくまで屈せず
われらは若き兵士 プロレタリアの
2.固き敵の守りよ 身もて打ち砕け
血潮に赤く輝く 旗を我が前に
われらは若き兵士 プロレタリアの
3.朝焼けの空仰げ 勝利近づけり
搾取なき自由の国 闘いとらん
われらは若き兵士 プロレタリアの
4.暴虐の敵すべて 地にひれ伏すまで
真紅の旗を前に 戦い進まん
われらは若き兵士 プロレタリアの
今はそういう歌を歌える人も少ないし。カラオケにもないし、本当に自分たちの世代は「絶滅危惧種」であることを自覚する次第です。共産党の集会などでも全然歌わないそうです。
ところで、図書館でカラオケの本を借りてきました。「ベストヒット大全集 2009年版」です。
今年の歌(2008年)最新ヒット曲165曲。昭和アイドル230曲。ブライダル126曲。青春フォーク320曲。ファミリーで楽しめる710曲。カラオケ演歌710曲など。2761曲あるようです。
そのなかでなんとか自分が歌えそうなカラオケ曲は僅かです。
島人ぬ宝(BEGIN)、とんぼ(長渕剛)、海その愛(加山雄三)、みんなの歌(サザン)、ファンキー・モンキー・ベイビー(キャロル)、あの素晴らしい愛をもう一度(加藤和彦)、愛は勝つ(KAN)、ロビンソン(スピッツ)、時の過ぎゆくままに(沢田研二)、フォルテシモ(ハウンド・ドック)、港町13番地(美空ひばり)。TSUNAMI,いとしのエリー(サザン・オールスターズ)、たどりついたらいつも雨降り(モップス)、RUNNER(爆風スランプ)あたりか。
40年前から20年ほど前の「懐メロ」曲ばかりですね。最近の曲は知りません。聞くことはないし。つくづく中高年親父であると痛感しました。
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