3月13日は映画「ポチの告白」上映会へ
2010年3月13日(日曜)に、高知市あたご劇場にて「ポチの告白」(高橋玄監督・2006年)を上映します。
上映時間は
11時・14時20分(舞台挨拶)・18時05分(舞台挨拶)18時30分
料金は 前売り1000円 当日1500円です。
この映画の特色について主催者の田辺浩三さんはこう言われました。
「高橋玄監督はイタリアに活動拠点を置いておられる。それで映画製作費用はイタリアの企業などから出資を受けたりしています。それですので日本の官公庁に遠慮は全くありません。
今回の「ポチの告白)と言う映画も、日本の警察組織の腐敗ぶりを克明に描いています。善良な警官が、警察内部の「悪の組織」に取り込まれ、出世して行くという信じられない実態が、描かれています。
あたご劇場の上映会では、外国のメディアも取材に来られると聞いています。」
日本のマスコミ各社は、世界的にも例外的な「記者クラブ」を組織し、それ以外のメディアをすべて排除してきました。警察や官公庁にも、行政側が認めた新聞社・テレビ局以外の取材はさせません。
マスコミ各社が待機する部屋もほとんど無料で提供、職員まで派遣して行政側がサービスしています。「野犬メディア」である週刊誌や、ブログ記者などはすべて排除されています。
参考ブログ記事 勝谷誠彦氏講演会を聴講
「記者クラブ」へ入会しなければ、警察や検察の情報も入手できません。結局マスコミは警察も検察も批判・検証することができないのです。小沢一郎氏への執拗なマスコミによる攻撃も、すべて正体が不明の検察のリーク情報ではありませんか。それを検証することも真偽を確かめる作業も記者クラブ加盟のマスコミ各社はしていません。
これでは、マスコミというものは、「権力の監視者」ではなく、「権力の犬(ポチ)」ではありませんか。国民は警察や検察の「闇の部分」を知ることはできません。警察の犯罪を切り込めない、報道出来ない「記者クラブ」制度が、実態を覆い隠しているのです。
(高知県庁記者クラブ。テレビ局・新聞社が入っている。地元ケーブルTV局やコミュニティFM局などは排除されています。)
最近の事例では、善良な市民が殺人犯人に仕立てられ、執拗な警察の取調べと、検察の有罪への誘導尋問で検事調書が作成され、裁判所がひとたび採用すれば、ほぼ100%の有罪が確定する恐ろしい制度です。足利事件では、無実の市民が17年間も死刑囚として勾留されていました。
高知県でも2006年に「白バイ・スクールバス衝突事件」がありました。この事件も「冤罪」ではないかと思われます。
参考ブログ 雑草魂
警察内部の「裏金づくり」の実態を告発した愛媛県警の警察官であった仙波敏郎さんのお話を以前聴講したことがありました。
ブログ記事 仙波敏郎さん講演会
一握りのキャリアの上部幹部を優遇するために、税金で警察内部で裏金がつくられていることは明白でしょう。同様の実態は検察でもおそらくあるのではないでしょうか。密室ゆえにわかりません。
野良犬メディアである週刊誌が気になる記事を掲載していました。
週刊ポスト 検察捜査の黒幕は小泉純一郎!?
「ポチの告白)という映画は、スポンサーを日本企業に頼らず、外国で資金を調達したからこそ完成した映画です。必見映画であると思います。3時間15分の長編映画ですが、是非鑑賞すべきであると思います。正真正銘の「社会派エンターテイメント大作映画」であると思うからです。
良識ある市民の皆様は、3月13日(土曜日)は、あたご劇場にて鑑賞いたしましょう。
田辺浩三さんに映画関係のコピーをいただきました。それを画像で取りこみました。長くなりますが参考にして下さい。(画像として取り込みました。クリックしますと少しだけ拡大し、読みやすくはなります。
PDFファイルもご参考下さい。
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