ようやく西武跡地が再開発に!
今日の地元新聞夕刊1面は「西武跡年内にパチンコ店開店」との大見出し。地下1階に物産館が出来、1階がパチンコ店。2階から6階までが駐車場となるようです。
記事によると出店業者の延田エンタープライズという会社の社長が県知事と高知市長を訪問。出店の説明をしたとか。はりまや橋と言う土地柄に配慮し、景観設計をしたため建築費用は5割増しに。地下1階には物産販売の店舗にするという。
パチンコ店、飲食店、温浴施設、スポーツ施設などを手広く経営、年商3000億円とか。この大不況時に、人口減少している高知へわざわざ出店されるとはありがたい話ではないでしょうか。
地元自治体には事業所税や市民税も入る。雇用も100人程度期待出来ます。納入業者も出てきます。太平洋セメントが撤退したり暗い話の多い高知には、「明るい話題」ではないかと思う。
パチンコ店舗も昔のような「これみよがしの」派手派手店舗ではなく、オーナーが言わているように、景観に配慮した建物になっているようです。それに商店街の連中が「パチンコ店は如何」などと言えるはずはないだろうに。元中心商店街の京町にも、帯屋町2丁目にもパチンコ店はあります。そのパチンコ店は、午後7時以降にシャッター通りになる高知市のアーケード商店街で午後10時迄営業しています。批判する資格など商店街にはない。
第1現在の高知市中心商店街となったハゲタカ・イオンにある「イオンモール」のなかにはパチンコ店舗は皆無。ちゃんとテナント・ミックスをやっている。それすらできない商店街や行政になにができるのだと言いたい。
一部の市民の中には「パチンコ店が進出するのは嫌だ。県に買い取ってもらいたい。」と言って署名を集めているようです。高知駅前に、2億2千万円もかけて来年は撤去する大きな「見世物小屋」をこしらえたり、絶対に赤字になることが明白な「銀座アンテナ店」をこしらえるような高知県庁に買い上げるなどとんでもない話。それこそ「税金の無駄遣い」ではないか。
参考ブログ記事 パチンコは健全な娯楽である
まして土佐電鉄の社長が署名活動のリーダー格でやっておられるとか。おかしいと思わないのでしょうか?
進出する企業は、少なくとも高知に敬意を払い、建物外観も配慮したものにするという。しかも物産店舗はテナント料をとらず、売上の何%をもらう方式。フジテレビの経営している「銀座めざマルシェ」と考え方は似ている。
ヤッシーさんが懸命に市役所の「無用の長物」である「はりまや橋観光バスターミナル」の活用方法について、思案されております。
ブログ記事「高知からクルマ依存交通社会を問い直す[98] はりまや橋観光バスターミナルを完全なる無駄にしないために」
このヤッシーさんのアイデアでも税金をいくばくか使用しないと実現しません。
この西武跡地のパチンコ店。ここの1角に「バスターミナル」をこしあえたら良かったのにと思う。もともととでん西武の建物の東側部分にバスターミナル機能はありました。同様にすれば良かったのに。税金は1銭もいりません。
またとでんの社長は「シャトルバスを活用しましょう。高知のこの店舗はバスで入館者を送迎します。と西は猪野、東は南国あたりまでJR高知駅などを経由し送迎する。当然バス代はパチンコ店持ちです。
それが実現すれば土佐電鉄の経営も潤うし、公共交通にやさしい高知市になっただろうに。
あろうことか、進出する企業を排撃し敵対する署名活動をしてしまいました。「あーあもったいない」「知恵がないな。」としかため息しがでません。
参考ブログ記事「パチンコ店のどこが悪いのか?」
| 固定リンク
コメント