ゴミの有料化という市民負担増はおかしい
24日の高知市議会の文化・厚生委員会とやらで、「ごみ収集の有料化」が審議されましたが、委員会採決で否決されました。「市民に周知徹底していない。」「あらたな市民への負担増あひかがなものか」ということなのでしょう。
もっとも現在は無料と言われているが、正規の市職員が3人ゴミ収集車に乗車し、高知市内一円のゴミを集取しています。正規の職員の人件費、車両経費、ごみ焼却場の運営経費などすべて市役所直営なので税金から支出しいるので無料ではない。結構高いコストです。
だいたい市役所の出していた「有料化案」は、市財政の破綻のつけを市民に負担させようというもの。それをゴミ袋を有料化することで、改修費用を市民に負担させると同時にゴミの減量化を目指すとか、わけがわからない。
有料化にしたところでゴミは減らない。指定袋でないと収集しないということになると、結果的に不法投棄が増え、かえってまちは汚れ、観光立県も台なしになるでしょう。
それに石油製品からゴミ袋は作成されるでしょう。それは価格的に乱高下しているし、ゴミ袋の素材が環境に優しくも何ともない。むしろ今までそうりスーパーなどの袋で出してもゴミを収集していただくほうがましである。
例えば3人の収集要員のうち1人を配置転換する。2人で収集したらどうなるのか。ゴミ収集業務は民間委託は出来ないのか?そうした検討の跡が見られない。ですのでナンセンスだから市議会で否決されたのでしょう。
来年は選挙だから先ず無理ですね。
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