政権交代の功罪の検証
昨年9月に総選挙の投票結果、劇的な政権交代が日本で実現しました。国民の期待が大きかっただけ失意も大きく、最近の内閣支持率は30%前半になったようです。
これも談合記者クラブマスコミ(=50年間の自民党政権の支援サポーター)による。「政治と金」問題での大々的なキャンペーンの成果なのでしょう。検察情報の裏取りも独自取材もろくにしない、「垂れ流し」報道をよくもできるものであると思います。
国民は「談合記者クラブ・マスコミ」の「垂れ流し報道」に騙されないように。独自の情報網と、独自の見解を国民1人1人が持つべきです。無条件にマスコミ報道を信じこむことは危険です。
さて成立後半年の鳩山内閣の査定をしてみたいと思います。
(良かった点)
1)事業仕分けなど、従来の自民党政権が切り込めなかった領域を情報公開し、いかに特
殊法人は無駄遣いの権化かを暴露しました。それは良い試みでした。
2)環境対策に積極的な姿勢を示しました。「25%削減」をぶちあげたことはよかった。
3)「子供手当て」を出すことは良かった。
4)「高校授業料の無償化」は良かった。
5)「B型肝炎訴訟」などへの取り組みも積極的だった。
6)日米歴代政権の「核密約」を明らかにした。
7)沖縄普天間基地問題を、国民的課題にした。
8)アジア重視の外交姿勢は評価できる。対米従属路線から転換したこと。
9)政治資金規正法の改革には積極的
10)国と地方との関係を見直しをしつつある。
11)八ッ場ダムの中止を表明し、公共事業のあり方を見直した。
(悪かった点)
1)小沢幹事長と鳩山首相の「政治と金」問題で、国民に「失意」を与え続けた。
2)積極的な景気対策を行っていない。
3)財政再建重視の政策ばかりしている。財務官僚をしきれていない。
今更自民党政権と言うのはおかしいし。かといって「みんなの党」という政党も新鮮味がありませんし。
舛添さんも与謝野さんも新鮮さはないし。今更政治改革でもあるまい。「アルカイダが友達」の鳩山邦夫さんに至ってはわけがわかりません。
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