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2010.03.11

公共事業正当化の嘘と捏造を見抜く目を持て

 国土交通省は9日、国内98空港のうち資料が存在する75空港の需要予測と実績(08年度)を発表しました。なんと国内空港の9割以上が需要予測を大幅に下回っていたそうです。でたらめな調査であり、結果として物凄い税金の無駄遣いになりました。

 <空港需要>08年度 全国の67空港で予測を下回る(毎日新聞)

 ちなみに地元の高知空港は05年度の需要予測271万2000人に対し、08年度の実績は半分以下の129万6000人でありました。今はもっと下がっている可能性もあります。大阪便はバス利用者が増えております。

 この調査も「政権交代」があったから公表されたようなものです。事業仕分けといい従来の自民党政権ではできなかったこともやるにはやっている。このあたりはきちんと評価すべきでしょう。

 身近な例で観察しても、新堀川に蓋をし、埋め立てる県道「一宮ーはりまや橋線」の交通量予測にしても、イオンが出来る前の20年前のデータに基づいていました。
 ヨット活動で関わりがあった夜須のマリンタウン計画の開発計画の需要予測も20年経過すると、ほとんど嘘でありデタラメでありました。

 共通するのは公共事業を計画し、実施しようとする側が調査会社(多くはひも付きか、特殊法人に丸投げ委託し、需要予測をしていたからではないかと思われます。

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