映画「ポチの告白」上映会に欧州メディアが取材に
私たち日本人は「お人好し」だから、お役人は間違いはない。「正義の味方」であると信頼しています。「行政指導」という言葉が今でも普通に使用されているように、役人は市民を監督し、指導する存在であると。役人側もそう思い込んでいるし、市民側もそう思い込んでいる。
しかし「不正をするはずがない」「社会のアンカーマン」である警察が、組織ぐるみで、警察組織20万人のうち、わずか500人の「キャリア)と呼ばれる上級公務員のために「裏金づくり」をし、上納金を捻出してきた信じられない実態が明らかになりました。
今年3月に愛媛県警を退職された仙波敏郎さんが、現職警官時代に、裏金づくりへの関与を拒否し、あらゆる組織的な嫌がらせに耐えながら、告発した事実は重いのです。
「足利事件」の菅家利和さんは無実の罪で17年も服役しました。最近ようやく検察は謝罪し冤罪を認めました。
高知で2006年におこった「白バイ・スクールバス」衝突事件。異例のスピード公判でスクールバス運転手片岡晴彦さんは実刑が確定し488日服役されました。
関連ブログ記事 頑張れ片岡晴彦さん!白バイ・スクールバス衝突事件
多くのマスコミ各社は役所から、ほぼ無料で部屋が与えられ、情報も提供される「記者クラブ制度」という世界には類を見ない日本独特の「談合制度」のなかで、警察や検察を絶対に批判出来ない体質のようです。ようするに「権力の番犬」体質なのです。
誰もかれも警察の体質を明らかに出来ないなかで、今回の社会派映画「ポチの告白」。市民には必見映画です。
昨晩主催者の田辺浩三さんからの電話がありました。
「3月13日の映画会は、高橋玄監督もあたご劇場に来られ、舞台挨拶します。また長年警察の不正を告発してきた仙波敏郎さん(元警官・警察見張り番代表)。東洋町長の沢山保太郎さんも鑑賞に来られる予定です。「白バイ・スクールバス衝突事件」の支援者の人達も来られます。
取材には高橋玄監督が活躍されている欧州のメディアの取材班も来るとの連絡がありました。」なかなか社会的な注目が集まるようですね。社会運動をされているひとたちも集まるようですし。
あのハリウッドのアカデミー賞に、絶対にノミネートされそうもない本物の社会派映画「ポチの告白」。上映日は3月13日の土曜日です。高知市あたご劇場にて上映されます。
映画の内容に紹介ブログ記事は こちら
紹介ブログ記事には、トピックや撮影エピソードなどの文面を画像にしてありますので、ご参考ください。
映画「ポチの告白」上映場所 高知市あたご劇場
上映時間は
11時・14時20分(舞台挨拶)・18時05分(舞台挨拶)18時30分
料金は 前売り1000円 当日1500円です。
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