トヨタはもうお終いか
トヨタの凋落と日本の凋落とは同じではないと思いたい。それにしてもアメリカは「暴露大国」「なんでもありのクレーマー大国」ではありませんか。
トヨタ:大規模リコール問題 07年リコール抑制、91億円節約--内部文書(毎日新聞)
トヨタ社長を下院の公聴会へ召喚し、弁明しなければいけないという直前のタイミングで内部文書の暴露。テロ対策では全然成果を揚げることの出来ない米国CIAが関与しているとしか思えない手口です。
この調子で中間選挙のある11月まで引き伸ばされたら、トヨタはお終いですね。自業自得とは言え、「身勝手な企業の末路」「おごるものは久しからず」の平家物語の世界ではありませんか。
何度も指摘しましたが、幹部の記者会見で「ブレーキは感覚的なもの欠陥ではない」とのたまわったつけだけでなく、クレーマー大国を甘く見ていたつけがきました。
つくづく「THIS-IS IT」を見ていまして、あれだけ才能のあるマイケル・ジャクソンさんは10年も無意味な裁判で心労と費用を費やしました。子供を使った親。出入の使用人らが、身勝手な理屈でマイケルさんを裁判で訴えました。
今やトヨタがその「対象」(裁判沙汰=あこぎな金儲け)になってしまいました。マイケル・ジャクソンさんの「悲劇」から何もトヨタの経営者は学んでいないようですね。日本人として情けないし、日本のトップ企業というにはあまりにお粗末すぎますね。
中国でも弁明に終われているようです。中国もまた別の意味でも「クレーマー大国」。こちらは国や共産党がクレーマーな面もある。「いいがかり」をつけることは得意中の得意。トヨタの「子供社長」で対応出来るとは思えません。
従業員や契約社員、下請け会社から搾り取り溜め込んでいた儲けは、品質管理を怠ったことで、すべてパーになるでしょう。愚かな経営者のおかげで、トヨタは凋落したのです。
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